第3回「震災報道を考える」フォーラム | 原元美紀 オフィシャルブログ 「原元美紀のミキペディア」 Powered by Ameba

第3回「震災報道を考える」フォーラム

テレビ朝日と朝日新聞社の共催で開催されているメディアォーラム

「第3回 震災報道を考える」を観覧。


コーディネーターは、池上彰さんです。


イベントの池上さんは、TVと同じ、

いえもしかしたらそれ以上に鋭いツッコミで真実を追及しようとします。


そんな池上さんが取り上げる今回のテーマは、

「原発報道について」でした。



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講演は、福島での取材経験のある記者さん。


テレビ朝日報道局社会部デスク(震災当時記者)と、

朝日新聞福島総局記者(震災当時、原発を所管する経済産業省担当)。


お二人が、それぞれどんな思い、考え、環境、制約の中で

取材をしたのかを語りました。



そして、パネルディスカッションには

福島が地元のジャーナリスト、社会学者、

朝日新聞福島総局長、

さらに、テレビ朝日アナウンサーから原発事故を機に自ら記者に転属、
原発を担当する松井康真さんがそれぞれの目に映る問題点や

あるべき姿について発言されました。

現場で取材したみなさんが口々におっしゃるのは、

「3年の月日」でした。


発生当初の福島ではないということを感じざるを得ない局面が

増えてきたそうです。



「風化」「風評」という問題。

避難している人たちの生活や賠償金の問題。

原発事故による住民の「分断」。

放射能の実態。


これからの問題は単独で存在、解決するものではなく、

どれもこの3年かけて答えが出たものはありません。


sらに、目に見えない問題が新たに積み重なってくることが予想されます。



そして、社会学的な見地から見つめてみると、

若者が地元を離れたり、

観光客が減ったりしていることは、

震災前からの問題ではないかという指摘もありました。


となると、福島の抱える問題に正面から取り組むことは、

全国各地にも通じることではないだろうか、

決して他人事とは思わず、考え続けなければならないという

結論が導かれました。



さて、会場では、

同じセント・フォース所属で、

「朝ズバッ!」の取材キャスターをしている山元香織ちゃんとバッタリ。


現場でたまに会うことがあったのですが、

せっかくだからといろいろと取材への想いから女子トークまで

語りました。



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~このフォーラムの内容が知りたい方へ~


TV…テレビ朝日(関東ローカル)

    3月2日(日)、16日(日)午前4:50~


新聞…朝日新聞

    3月11日(火)朝刊


ネット…放送翌日18時から番組公式サイトにて無料動画配信





ぜひご覧くださいね。






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