今年も皇居の中心で「万歳」を叫ぶ。 | 原元美紀 オフィシャルブログ 「原元美紀のミキペディア」 Powered by Ameba

今年も皇居の中心で「万歳」を叫ぶ。

天皇陛下80歳のお誕生日をお祝いしようと、一般参賀へ。

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東京駅周辺から長蛇の列。

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皇居へ持ち込めるバッグの大きさや中身、さらにボディチェックも

厳重です。

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そいて、普段なら入ること許されない正門へ。


警備をしているのは肩にエンジ色のひもがついている皇宮警察

そして、警視庁からも応援が。


みんな「相棒」に出てきそうな警察官ばかりで萌え~。

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来る途中、二重橋前交差点付近のボランティアさんから

日の丸もGET。

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そうそう、今年は一人じゃありませんよ。


皇室ジャーナリストの久能靖さんと

講談師の神田きらりさん。


きらりさんは古典芸能をやっているので、

東御苑などは入ったことがあるそうですが、参賀は初体験とか。


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皇室ご一家がお出ましになる長和殿の前はすでに人がいっぱい。


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きらり 「こんなに日の丸振っていたら、全然見えませんね。」


久能さん 「大丈夫。『お言葉』の時にみんな旗を降ろすから」


そして、その時が来ました。


本当に不思議なのですが、

バルコニーの戸が開く前に、

陛下がお出ましになるときは気配で感じるのです。

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天皇皇后両陛下を中心に、

向かって左側が皇太子殿下と雅子さま、

右側が秋篠宮と紀子さま、眞子さま。

やはり女性が多いと華やかですね。

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『お言葉』を述べられる陛下をそっと見守る美智子さま。


本当に微笑ましいお姿です。


「東日本大震災の被災者にとっては、3年目の厳しい冬が来る」

ことに触れられ、心配していいらっしゃるご様子がうかがえました。


最後は「ありがとう。」で締めくくられます。


このお言葉が聞きたかったのです。

本当に親しみを込めて語ってくださるのです。



さあ、お言葉の後は、「万歳」コール。

いつも前方よりウェーブのように起こるのですが、
今夏私は最後尾にいたので、ちょっと遠い。

しかし、臆せず、叫びましたとも。

「天皇陛下っ、ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!」パーパー


突然声を張り上げる私にきらりさんもビックリ・・・。
周りもぎょっとして振り返る。

もうその視線には慣れたもんね目
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さて、帰ってから天皇陛下の会見のお言葉を知り、

あらためてそのお人柄に感動してしました。


天皇という立場は「孤独とも思えるもの」

と率直に心情を語られたことにも驚きましたが、


美智子さまのことをこのようにお話しになったのです。


「結婚により、私が大切にしたいと思うものを

共に大切に思ってくれる伴侶を得ました」。


この言葉の選ばれた思慮深さに、

陛下の国民や皇后陛下に対する愛情の深さが

感じられます。


天皇陛下は常に「国民の象徴」であり、

「一番大切に思うのは、国民」であることを

言外に語っていらっしゃるのです。



ところで、「いつから天皇皇后両陛下のファンになったの?」

とよく聞かれます。


話すと3時間コースなので、

以下にまとめます。



2008年

漫画「日本沈没」(一色登希彦版)で、

天皇陛下と思われる人物が国民を励ますスピーチ

(もちろんフィクション)を詠む

 ⇒号泣


2009年 

①天皇陛下御即位二十周年記念式典

 「本当に楽しいひと時でした。どうもありがとう。」

 との率直なお言葉に心鷲掴みにされる。

 ⇒今上天皇に興味を持つ

     

小学館謝恩会 で一色さんから天皇陛下の場面の逸話を伺う。

 ⇒とにかく、今上天皇を自分の目で見てみたい。


②久能靖さんに連れられ、天皇誕生日一般参賀 デビュー。

 ⇒小さく「万歳・・・」と口にする


③皇居内にある宝物殿「尚蔵館」にて、

 兵庫県から寄贈された大皿のキャプションに

 「毎年1月17日はこの皿を近くに置かれ、

 阪神淡路大震災の被災者の方に心を寄せていらっしゃる」

 とあり、国民を想うお心に感動。


2010年

①ゴーマニズム宣言「天皇論」「新・天皇論」を読破。

  ⇒涙で本がぐちゃぐちゃ。

  

②翌朝独りで天皇誕生日一般参賀 へ。

  ⇒「天皇陛下、ばんざーい!」完璧。


2011年

①東日本大震災で天皇郷両陛下のとられた行動や

 国民を励ます約5分間のスピーチに感動


②宮城県を慰問される両陛下のお姿を間近で取材。

 未曽有の大惨事の中に、両陛下から

 「生きる力」を受け取る被災者の方たちの様子を目の当たりにする。



以上。

ま、必然ですね。



さらに、久能靖さんから

皇室ご一家の普段のご様子などをお聞きし、

その慎ましいお暮らしぶり、

教養、見識の高さ、慈愛に満ちたお人柄を知るにつけ、

ますます敬愛の念が高まるのです。



そして、いつもみんなに言うのですが、

「とにかく、一度自分の目で確かめたら判る!」。


きっと私と同じ気持ちになることでしょう。