管理人は、飛べない鳥エミュー

「モーニングバード！」の取材で、
大分県宇佐市にある
大分石油の太陽光発電所に行きました。

のどかな田園風景が広がるその奥に…、

この先入るべからずと立ちはだかったのは、
なんと！

オーストラリアに生息する鳥、
エミュー！？

実は太陽光発電所の雑草を食べてくれる管理人なんです。

この太陽光発電所、
規模が大きくなればなるほど、
『雑草対策』に悩まされます。

雑草は放っておくと、
ソーラーパネルより高く伸び、
太陽光が当たらなくなってしまうのです。

除草作業を人間がやろうとすると、
人件費は年間数百万！

また、除草剤を散布すると、
周りの農地に影響を及ぼす。

地面をコンクリートにすると、
熱がこもり、太陽光発電の効果が減ってしまうとのこと。

エコでコストパフォーマンスのよい方法はないかと考え出されたのが、
草食動物の放し飼い。

鳥好きの社長のアイデアで
エミューを飼うことになったのだそうです。


実験的に6羽を飼ってみたところ、
効果はてきめん！

エミューたちも2万ヘクタールの広い土地を
自在に走り回れるとあって嬉しそうです。

逃げないのかって？

インタビューしてみましょう。

「我々は進化の過程で、
翼が小さくなり、飛べないのである」

と答えてくれました。

それに、人によく懐きます。

繁殖力も強いそうで、
次に来た時には、
エミューの王国が誕生していることを期待したいですね。

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