立ち上がる新潟~小千谷編3 | 原元美紀 オフィシャルブログ 「原元美紀のミキペディア」 Powered by Ameba

立ち上がる新潟~小千谷編3

もちろんここでも会場のみなさんと一緒に歌って踊ります。

ところが、ド・ミ・ソの発声練習をやってみると、

前代未聞の珍事が!?


「み~」

「ミー」


!?

なんと同じ「ミ」の音のはずが、音程が二つに分かれているのです。

これには会場のお客さんも大爆笑!


更に、平気で歌詞も間違えるわ、
間違えてもガハハっと笑ってごまかすわ、
とにかく明るいんです。

正直、新潟の印象が変わりました(笑)

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さて、「♪見上げてごらん夜の星を」でソロを歌ったのは、
フリーアナウンサーで「レディス4」のMC今泉清保さんです。


やはり「どうしても被災地に行きたい」と仕事を調整し、
昨日深夜に駆けつけました。


駆けつけた今泉清保さん

「僕は小児がんを煩い、産まれてすぐに手術を受けました。
5年生存率なんて言葉があり心配されましたが、今40歳です。
生きることの喜びを感じながら、
人生いつ何が起きても悔いのないよう生きようと思っています。」

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さあ、みなさん、隣の人と手を繋ぎましょう。

輪になって、みんなで一つのことを心に念じましょう。

手を繋ごう ぬくもりを感じよう

被災や病気など、困難に遭っても、
みんなが平和で穏やかな暮らしを取り戻せますように。

みんなで一つの気持ちに

堅くつながれた手と手

手を繋ぎ、祈ると、自分の幸せだけではなく、
みんなの幸せを願ってしまうのが不思議です。

手から伝わってくるぬくもりのおかげかもしれません。


人は一人で生きているのではないということがしみじみ感じられます。


今日、客席の皆さんのお顔を拝見していると、
とにかくよく歌い、よく笑い、たまに泣き、
いろんな表情がくるくるとうかがえました。


震災の起きた5年前、
この体育館で寒さに震え、
毛布に包まっていた住民のみなさんの姿を思い出すと、
今の復興の様子は夢のようです。


みなさんはどれだけの苦難を乗り越えてこられたのでしょうか。

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今回の新潟ツアーは、これで最後のステージです。

邦子団長が、小千谷の皆さんへのメッセージを届けました。
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「私はがんになったとき、すぐには言えませんでした。

『がん=死』というイメージまだ世間では強かったから、
もうダメなんだと周りから思われるのが怖かった。

でも、公表したことで全国の人から「頑張って!」

と励ましをもらったんです。

そのおかげで元気になれた。

だからそのお返しがしたいんです。

いつかもしみなさんががんになった時、
『ああ、これが邦ちゃんの言ってた症状か、なるほどなるほど』
なんて、参考にしてもらえたらと思うのです。

そして、みなさんとは、震災の被害に遭われた方と

がんの経験者ということで、
困難に立ち向かわなければならない状況におかれたことに、
同じような気持ちを感じています。

みなさんとは今後もこうしてお互いを励ましあっていけたらと思います。

また逢いましょう!」

小千谷の皆さんへメッセージを届ける邦子団長

今日の私たちのステージが、
またみなさんが歩みだす力になることを心より願います。

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また逢いましょう。

みなさんもどうかお元気で!

また会う日までお互い頑張りましょう!

<参加メンバー>

山田邦子団長、今泉清保、大桃美代子、河相我聞、川原みなみ、

河村 右、久能 靖、後藤史郎、嶋崎伸夫、鈴木 文、戸田 哲、

橋本志穂、原元美紀、古田一哉、山田芳明、吉田 覚


指揮:奥村伸樹、ピアノ:赤星裕子、演奏:スタコーンズ