さよなら、吉武輝子さん

吉武輝子さんの告別式に参列してまいりました。

落合恵子さんの弔辞が素晴らしく、
輝子さんの生き様が浮かび上がってきました。

「この国は女に冷たい。だからこそ女が女に喝采を送ろうよ！」

と執筆・評論活動を通してあらゆる差別を受け入れなかった強さ。

また、

「病気にはなっても病人にはならない」

膠原病や大腸がんなどいくつもの病気に身体を蝕まれながらも失われない気丈さ。

あらためて輝子さんの大きさが思い出されました。


晩年はお身体の具合も悪く、
お会いできなかったことが悔やまれたのですが、
一緒に活動した神楽坂女声合唱団のメンバーから、
「輝子さん、あなたのテレビ見てたわよ。
働く女性を見るのが大好きだったから、
応援してたわよ。」
と聞かされ、嬉しくて涙が止まりませんでした。

女性のために立ち上がり、
社会の母であった吉武輝子さん、
ありがとうございました。

心よりご冥福をお祈りしています。

iPhoneからの投稿