近いけど、広くて大きい先輩の背中
井口成人さんを囲む会
リポーターの所 太郎さん、黒宮千香子ちゃん、清水貴之くん、
玉井新平くん、永井まどかちゃんに、
小松靖アナ、カメラマンのクミちゃん、
またプロデューサーのWさんとMさんも駆けつけてくれました。
井口さんは「ルックルックこんにちは」出演時代から
『ワイドショーの帝王』と呼ばれていて、
その熱いハートのリポートスタイルは、
事件事故の被害者となられた方から
「井口さんが来てくれたからもう大丈夫」
と言われることも多いのだそうです。
私たち後輩にもご指導くださるのですが、
時に涙、時に笑いを交え、
お話を聞いた後は人生に前向きな気持ちになれます。
井口さんがリポーターを続けてこられた理由を
以前伺ったことがあります。
「親父がね、俺が14歳の時に病気で死んじゃったんだよね。
その時、神様はなんて不完全に世の中を作ったんだろうと恨んだよ。
世の中には、理不尽な目にあう人が沢山いるんだ。
俺はその人たちの気持ちを代弁して、いつか死んだ時、
神様にまとめて文句言ってやろうと思ってるんだ」
井口さんを語るエピソードは数々あります。
その中でも特にお人柄が判るのは、こんなお話。
「以前、俺の肩には無数の子供の霊が乗っかってるって言われたんだ。
俺自身は霊なんて見たことないし、信じてるわけでもない。
でも思い当たることがあるんだ。
子供が命を落とした事件事故の現場に行くと、俺はまず、
『おじちゃんが今からキミをお家に連れて帰ってあげるから、
肩に乗りなさい』って話かけるんだ。
ところが、悲しいことに、
その子たちの中には、実の親に殺されるケースもあって、
俺の肩の方が居心地が良いらしいんだよね。
だから、『いいよ、乗ってなさい』ってね。」
四半世紀ものリポーター人生で、
多くの悲しい出来事を見つめてこられた井口さんは、
いつも弱い人の味方であろうとします。
井口さんがお元気なうちは大丈夫!と私も思えます。
そして、素晴らしい先輩がいてくださることに幸せを感じています。
バレンタインのチョコレートを、女子から井口さんと所さんに
井口さんは俳優として劇団の主宰もされています。
テレビとは違う井口さんのお姿は舞台でどうぞ
「劇団 東京ドラマハウス」
http://gekidan-tdh.com/
P.S
所 太郎さん編はまた今度。