「名家の逸品 -母から娘へ-」 | 原元美紀 オフィシャルブログ 「原元美紀のミキペディア」 Powered by Ameba

「名家の逸品 -母から娘へ-」

ホテルオークラ東京で開催されている
「名家の逸品 -母から娘へ-」展を訪れました。

ご一緒してくださったのは、
皇室ジャーナリストの久能靖さん星


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尾張徳川分家 / 嵯峨家 / 徳川宗家 / 鍋島家 /

前田家 / 松平家 / 三井家 / 表千家 / 裏千家 / 武者小路千家


といった日本史に名を連ねる10名家に
代々伝わるウエディングドレスや十二単、雛人形やテーブルウェアなどが一堂に集結!

特に、茶道の表千家と裏千家が、
同時に参加するのはとても珍しいことだそうです。

「歴史と伝統の中に息づく文化を享受されてきた」名家の逸品の数々に

うっとりとしながら思いを馳せます。



満州国のラスト・エンペラーとして知られる

愛新覚羅溥儀の弟・溥傑に嫁いだ浩様が

婚礼でお召しになった十二単は圧巻です。

すると、そこですかさず『久能さん解説』がっ!



「十二単は文字通り十二枚の衣を着るのだけれど、
着物だから、一枚着るごとに帯紐で留めるんだよ。

でも、そうすると紐が十二本も重なって膨れてしまうから、
一枚着る度に前に留めた紐をするりと抜くんだよ。

そうすると、最終的にスッキリ一本の帯紐で十二単を支えられるんだ。」


ほぉ~目



振り返ると、周りのお客さんたちも感心してうなずいています。


その後も展示品を次々と解説する久能さんに、

いつしか他のお客さんたちも一緒について回り、

どんどん膨れ上がってちょっとしたツアーガイドになっていました。


久能さんとお出かけすると、

必ず「ハーメルンの笛吹き」状態になるんですよね(汗)



「名家の逸品」展は、今月27日までです。