■それは、三日前。


もう、猛烈に痛い。

立っていられないぐらい。

これは、ちょっとまずいな…


と、思いつつも、病院に行く勇気はでない。


でも、二日前も、もう笑っちゃうほど痛くて、痛みで、手が震える。

よろよろ歩いていたら、

「病院に行け。」と夫から叱責が飛ぶ。


こだまっちが、どーんと体当たりしてくるたびに、絶句するぐらい痛い。

痛みに波があり、立てない時と、普通の時と繰り返し。


症状をネットで検索すると、絶望なことがらが、出てくる出てくる←やめたがいいねえ。これ。


■観念して、昨日病院に行く。


「haramiさん。これは、手術でしか治りません。七日間以上の入院が必要です。」


!!!

!!!!!!!


「まあ、このままで完治する人も10人中2人はいるので、もっと痛くなったら来てください。」



■って、オレ、人生初の肛門科。


きゃー。

なんていうの、お尻の中、てか、奥がすんごい痛いんすよ。

排便時に痛いわけでもなく、出血も、膿もでないのに…


初めて、見知らぬ人の前でお尻を見せる、この勇気を褒めていただきたい。

いや、こんなお尻を見ていただけるとは…と、お医者さんを褒めるべきか。


だってさー、知らない人の前で、

いきなり、パンツをずりっとぬいで。

足を体育座りのように、お腹に引き寄せ、横たわる私。


なんか、ゼリー状の麻酔?を肛門に塗られ、ずぶっとお医者さんの指が入る。


「おかーさんの!おかーさんの!お尻!お尻だよ!お尻、お尻なんだよ!!」


と、意味なく興奮するこだまっち。

そりゃそうだよな…こんなこだまっち…一体どんなお気持ちに。


■一軒目の病院は、都内でも有数な肛門科の専門病院。

そこの超高齢の先生が、


「んー。きみー。じろー。」

と、名言。そう、やってきたわ、私の中の、痔ろう。


■でもね、ちょっと先生の触診とか、考えると、もっともっと奥が痛いのよね…

と、セカンドオピニオンーと、消化器専門の病院に行くと。


「じろーは、haramiさん、見当たりませんよ。」


!!

どっちなんだよー。


先生的には、「もっと奥なら、大腸か、子宮じゃないかな?痔はないよ、キミ。」


って、ことで、来週、レントゲンを撮ることになる。

お尻から、バリウムと空気を入れるんだって…もう、ここまできたら、どうでもいいわい。


■で、こだまっちといえば、お尻から内視鏡いれたり、横たわり、常にケツを出しているそんな私の状態を見て、


「おかーさん!おかーさんの、お尻の色は、ブルーベリーだよ!」と、がっかり情報を教えてくれたり。


先生にカメラ突っ込まれているのに、

「おしっこ!おしっこなんだよ!もれちゃうんだよ!おかーさんじゃなきゃダメなんだよ!」

と、体をガクガク揺らされる。しぬー。


さらに、「おかーさんは、入院七日間なんだよー」と看護婦さんに脅かされたことが響き←最悪よね…

機嫌すこぶる悪く、妙なことで不安になり、泣きが入り、私にしがみつく。

振動が痛いんだよ、えーん、えーん。


■しかし、劇団で、体の力を抜く脱力の練習をしていたことが、今回は生きたな。

お尻の力を抜くなんて、簡単チンなのである。

って、そんなこと…


しかし、ジロー。痔ろうー。


もらった大腸の薬が効いているのか、今日は痛みは軽く。

しかし、まだある、不快感。

来週の本検査を待て。じろー。


てか、女として、オレ、一段階段を上がった気がするよ…終わりのほうにね。