■幼稚園から帰ったこだまっちのリュックの中を覗けば。


お花が入っていたり。

ようわからん紙切れが入っていたり。

枝が入っていたり。


?これは、なんじゃらほいと尋ねれば、

「Sちゃんから、お手紙もらったのー」やら

「Sちゃんから、お花もらったのー」と答える。


Sちゃん。は、年長さんのお姉さんで、

小さい子好きもあいまって、こだまっちのお世話をすごくしてくれるお姉さんなのだ。

縦割りって、色んな人間関係ができるから、いいねえ。


「お家でも、こだまっち、かわいいーって言ってます。うちのシツコイから、ちょっと心配なんですけど」

とSちゃんのお母さんにもご挨拶をかわし。

こだまっちにはまだ難しいだろうなあ、と思うことも、「Sちゃんが、なんとかしてくれるだろう」と私の心の友でもあったり。


■で、またもやSちゃんから、お花をもらって帰ってきたこだまっち。


「おかーさん!こだまっち、手紙書く!クレヨン!クレヨン!」と、にぎやかである。

おお、そうか、そんなお友達とのやりとりもできるようになったとは、嬉しい限りよのう。


と、いきいきと手紙を書き、書き、書き、何通書くんだい、まあSちゃんには、色々もらったからな、と思っていたら。


「これ、Yちゃんに、明日渡すー。」

!!

!!!!


Yちゃんなの?! Sちゃんじゃなくて???


そう。Yちゃん。

彼女は、こだまっちの面倒を見ることは、きっとないと思われるぐらい、控えめな大人しい子。

そして、…美人。

いうなれば、クールビューティー。

品が良い、お姫様ルックスなのである。


「こだまっち、Sちゃんから、たくさんお手紙もらってるから、お返事書いたら?」


「ううん、こだまっち、Yちゃんが好きだから、Yちゃんにお手紙書くの。」


さんざん、世話になった女を捨てて、美人に走るのね…

わが子でも、憎い…

そう、私は、どっちかというと、尽くしてふられる女…

に、憎い…こだまっち。



■本日の教訓     しょせん、子供でも、男。