■お友達の子を、叱る。

後味、わりーぜ。


その子に悪気はないのでしょうが。

他の子が遊んでるブロックを、わざわざ蹴飛ばしにきたり。

象のぬいぐるみで遊んでると、それを奪い取って投げたり。

自分の大事な世界を壊される衝撃は大きいこだまっち。


まあ、それは、子供ですから。

弱いぜ、こだまっち。

お互い頑張れぐらいに思ってたのだが。


こだまっちの様子が変になる。


「もう、遊びたくないの!怖いの!」

「おもちゃ、投げられて、イヤなの!」と一緒に遊びに行くのがわかると、ぎゃーぎゃー泣くようになる。


むーん。これまた。


今までは、大人の都合で遊んでいたが、そうもいかなくなるのか。

いやいや、色んな子にもまれて、強くなってくれよ、こだまっち。


で、こだまっちに

「嫌なことされたら、やめてって言うんだよ、自分で。」と再三伝える。


■で、本日、その子に象をいきなり投げ飛ばされる。

象さん、それはこだまっちの命←おおげさ。

いや、こだまっちの象好きを知っていれば、わかるであろう、彼の衝撃。


ああ、ああ、こだまっちどうするんだろうと思って見ていたら。


「おがーさん、ほらね、ほら、またでしょー」という絶望のような顔で私を見る。


ああ、いかん。

これは、いかん。

と直感で思う。


もちろん、「子供同士の喧嘩は、親がでるもんじゃない」よな。

自分が口をだしやすい方ってのも知っている。


でも、そんなんじゃなくて。


世の中には、悪いことをしたら怒られ、良いことをしたら褒められるんだ。

公平ってものがあるんだ。と感じて欲しい。

子供の世界ぐらい、勧善懲悪があったっていい。


「みんなが平等じゃない」世の中なんて、大人になればいくらでも味わうだろう。

でも。こんなに小さい間なら、

悪いことをしたら、叱られるのが当たり前の世界がいい。


そして、世の中がそういうものだとわかれば、

こだまっちも、自ら、嫌なものにイヤと言える子になるであろう。

そして、自分と周りを大切にする子になるであろう。

っと、直感でおもふ。


■ので、その子を叱る。

親との関係がしっかりしてるので、安心して叱れるってのもあるが。

人の子を叱るって、後味よくないよなあ。

できれば、避けて通りたひ。


叱ってる最中でも、懲りずに、こだまっちのおもちゃを奪いに来て、

こだまっちが、怖さに怯えて渡してしまったのを、その子から取り上げる。


ああ、大人げないよなあ、私。

でも、話終わってないんだよ。


てか、自分のやり方で、いいのかい。と叱ってる最中も、色々考える。

まあ、そんなことしか、自分にはできないよなあ。


■で、その子のお母さんが、きちんと自分の子を叱っている。

こだまっち、はっとしたように、その様子をじーっとみている。

近すぎるぜ、ってぐらい、近寄って、じーっと見る。

最後に、ごめんなさいと言ってくれ、こだまっち、それもじーっと見ている。


帰ってから、

「おかーさんに、怒られてたね。こだまっちのおもちゃ投げたらダメだよね。」と繰り返すこだまっち。

その子のお母さんが、きちんと叱ったことに、感動すらしている様子。


公平な態度で子供にのぞめば、公平な子が育つとは、どこかで聞いたような。


「そうだよ。おもちゃ蹴ったり、投げられたりたら、悲しいよね。

で人を悲しませるのは、ダメなの。

そして、嫌なことされたら、今度は自分で、やめてって言おうね」

というと、


「やめてー!!!やーめーてー!!!」

!!

と大絶叫しながら、練習するこだまっち。

あ、あの、ご近所さんの手前があるので、声小さめに頼む。


そして、その練習が生かされますように。

そして、そして、楽しい未来が待っていますように。