硝子アニキは原作では違うようですけどね

薺風館の内部を完璧に把握しているのは、赤山城で養生中の海市に薬を送るシーンからも読み取れます

「旦那様から送った薬だと知ると小公子は飲まないかも」

海市は海市で、最愛の人であっても黒白はっきりしないと気が済まない

鑑明は鑑明で、愛していても計画を完璧にするためにあえて海市を利用する

状況は全く違うけど、美人心計を思い出しました

 

母の死と柘榴の死にかかわる鑑明を恨むことなく鵠庫へ帰っていった卓英がいい人過ぎる

柘榴も超がつく善人で卓英のためにあっさり死を受け入れた

柔和な雰囲気の人が実は間者だというのはリアリティがありますね

まさかあんな人がというのが真のスパイらしいし

 

符義は見た目通りの悪人でした

黄泉関にいると言われていた蘇鳴の間者が彼だった模様

海市が女だと知ると、季昶の屋敷に忍び込み告げ口

正体がばれたと知らぬ海市に親切ごかして

「方殿はここで養生を。私が先発して報告しよう」と言っていた時の顔笑

小さい目をいっぱいにひらいて笑顔を作って、かわい子ぶっているというかなんというか…

あの作り笑いには爆笑

海市も体調が万全なら、いつもの符義と違うことに気づいただろうけど

心身の疲労が限界で、それどころじゃなかったんでしょうね…

 

 

故郷から届いた書物を広げ、何やら調べ始めた鑑明

あの分厚い神は羊皮紙かな?