セローはまた死んだ | オッサンとセローとなんでもない日常。

オッサンとセローとなんでもない日常。

広島の通勤ライダー。底辺のオッサンのセロー225となんでもない日常のつぶやき。

お疲れ様です!!!

 

「どうせまたすぐ復活するんでしょ?」とか思ってません?

 

いやいや、なんだかんだ不死鳥のように死んでは黄泉がえりを見せてくれるうちのセローさん

 

って、今度はさすがに完全にアウトだった・・・

 

色々な故障や破損を乗り越えて走り続けてきたセローさん。

 

エンジンさえ回っとけばバイクって何とかなるもんじゃ!と動かしてたけど

 

今度こそエンジン本体の致命的なダメージにより走行不能になりました。

 

焼き付いちゃったのね。

 

なので腰下が生きてるエンジンと上が生きてるエンジンを合わせて復活させます。

 

そして相変わらずのセローの整備性の良さ。19日午前8時50分作業開始。

 

サイドカバーとシートとタンクを外すそれだけで丸裸。

 

5分もあればこの状態になるってホント整備性良すぎ。ありがたい。

 

で、バラすと色々見えてくる。

 

レギュレターの固定する部分がもげていた。

 

ここになんかアースもしてあったのに、取れても走るもんなんだねって感心した。

 

そしてスプロケもマジマジ見るの久しぶりな気がする。

前後ともなかなかのとんがり具合だが、通勤ライダーだもの、まだまだいける。

お日様みたいになるまで頑張るのだ。

 

気になるブレーキパッドももうそろそろのようだけれど。

 

まだ千キロくらいは走れるんじゃないかと思う。

 

いいさ、この程度エンジンの状態から比べればたいしたことないさね!!

 

ちょっと苦労したと言えばステップホルダーを固定してるネジ。

 

転んですり減って工具がうまくかまなくて外れないかと思ったマジで。

 

しかし愛と勇気と根性があればなんとかなるもんだ、基本は気合!やる気があればなんとかなる!

 

そうそうもう何年も気にしてなかったこれ

皆ついてるチェーンスライダーと言うものが付いてない。

 

それでも思ったほどスイングアームは擦り切れてなかったんで別にいいかと思ったんだけど、

それも今回部品取り車両のものから移植することにした。

 

これも気にしてなかったけど、部品取りと同じ個所のネジ。

 

ナットが違うのがおわかりいただけるだろうか?

 

微妙な年式で違うもんなんかな?

 

別にどっちでもいいとは思うんだけど、オッサンはなんとなくワッシャーのネジを使いことにした。ゆるみにくいとかあるのだろうか?

 

ま、そんなこと気にしないんだけどね(笑)

 

で、結局エンジンが下りるまで一時間くらい。

 

たしか9:50前後だったと思う。

 

マジでセローはいいぞと言いたいこの整備性。

 

今回はシリンダもピストンも黒焦げなだけで傷はそんなになかった気がするんでヘッドだけ交換する。

 

そういえばガスケットも買ってないからもちろん使いまわしだ(笑)

 

通勤車両だから動けばいいんだ、もしかしたら圧縮下がって高回転まで回るかもしれない?

 

って、そんなわけあるかっ!整備舐めすぎよね(笑)

 

っで、ばらした逆手順で組んでいくんだけど、トルクレンチとか持ってないんでこれまた締め付けも適当だ(笑)

 

ヘッドとかどのくらいで絞めればよかったんだろうね?

 

オッサン的に緩まずネジも折れなさそうな硬さで絞めとけばいいんじゃない?って感じ?

 

しらんけど(笑)

 

で、エンジン乗せるのはなんてことなかったんだけど、スイングアームがなかなか入らなくてあーだーこーだと知恵の輪みたいに頭から湯気の出る思いで叩き込んでやったわ

 

難しかったらとにかく殴れってロシアの言い伝えにあったと思う。

 

おっと大切なことを忘れていた!

 

作業するときはまず一発抜いておいてから作業するんだ!

 

賢者状態でなければ落ち着いて作業できないからね!冷静に見ながらやらないと失敗すると余計にお金がかかるし、もしかしたら素人作業だから爆死とかするかもしれん。

 

そんな時心残りがあったら逝くにイケないからね!

 

人生は常に心残りなく今を生きるのだ!(笑)

 

なんて冗談ですけど!

 

さてそんなこんなで11:30ごろには作業終了。

 

整備性の良さ以上にオッサンの手抜き作業のおかげで思ったよりは速く終了することができた。

 

そして組んだらテスト走行、今までのガチガチとクソうるさいエンジンがコロコロと猫がのどを鳴らすような愛らしいエンジン音になったのは自分でも感動だったわ!

 

走行に関しては、なんだろう?

 

ちょっと明らかにセッティングが濃くなった時のように感じる。

 

バルタイが正常値になったことで何か変わったのだろうか?

 

走ることに関しては問題は無いのだけれど、正常なパワーを出すにはキャブセッティングが明らかに必要だと感じるのだけど。

 

ま、走るんだからそこんとこは気にしなくてもいいかと思う。

 

だってセッティングって手間暇かかるしめんどくさいんだもん!

 

そんなこんなでオッサンセローはあっという間に復活することができました。

 

部品取りの提供や技術アドバイスをしてくれたバイクヤードさんにも大きな感謝です。

 

迷ったとき一言アドバイスしてくれる人がいるだけで全然違うもんですからね。

 

いいですか!今回の教訓は

 

「なんかする前はとりあえず一発抜いておいてから落ち着いて考えよう」です!