お疲れ様です!
ここ最近の涼しさに体がウズウズする今日この頃。
ああん、もう体が覚えてるの!我慢できないいいぃぃ~ってな感じで仕事帰りのハラグロランド。
いや、いつぞやのツーリング?で、SAM君にあとは任せた!と言いながらここは「サムアイランド」になったはずだ。
だがしかし、まー若者が山の中に来るはずもなく。
そしてここ最近の雨続きにランドは大荒れのご様子。
既に入り口からハードエンデューロになっておりました。
実際登れたし、山にはあまりない轍の練習にちょうど良いかと思ったのだけど、これではあまりにも入山するメンバーが限られてしまう。
と言うわけで山の中で一人シコシコ遊ぶオッサンだ。
これでも補修した後なのですよ。
がっぽり掘れて階段状になりありえん深さになっていたのです。
いや~、バイクが少々掘ったところでここまで深くならんだろうという地形の変化を自然はあっけなくやりのけてしまう。
ほんと人間なんてちっぽけな物ね!
ここは別に補修しなくてもよいところなんだけど。
ステップが当たるのはちょっと芳しくない。
入山してすぐにペダルなど曲がったらヤダヨね?
まーついでにならしておいた。
とは言え、また大雨の一発ですぐに削れてしまうのだろうな~。
そんなことはわかっておりますがな。
なんでもそう、維持管理しない物はいずれ朽ち果て消えていく。
そういうもんでしょ?
入ってすぐの移動路も・・・
もうほんとぼっこぼこ!
このまま進むとハマってイゴイゴが楽しめる面白い轍になっちゃっておりますよ!!
轍の中で倒木を越えたり、岩を越える練習にもってこい・・・
だと思っただろう?
イゴイゴしたくないわ!変態かっ!?
残念だったな!何もしなくても登れるようにしてやったわい!
いや~オッサンはちょっとイゴイゴして「入り口から何してくれてんねん!」って汗かいて腹が立ったから埋めたとかじゃないよ?
セクションまでの移動路だから気持ちよく走れる様にってオッサンのやさしさだ!のか?
入ってみてよく見るともうほんとえげつないのよね。
セクションと呼べるヒルクライムはことごとく水に削られタイヤがすっぽりハマる溝ができてるのよ。
これは「福ちゃん」っていうセクションなんだけど、溝の中にさらに溝ができて、それが30~60センチくらいかな?
タイヤの幅で掘れてるからどうやってもはまり込んで絶対登れないようになってしまった。
そもそもまっ平らでも上るのがキツイ感じなのに、いったいどうやって登ればいいのだろうか?
考えてみても始まらない、ちょっと行ってみよう・・・
と挑戦したまでは良かったが、溝にすっぽりハマったバイクは登るとか進むとかもうそんなもんじゃなかった。
リカバリーどころかはまり込んだバイクが抜け出せない。
急斜面なのにビクともしない、下がりもしない、こんな所へ行くのはバカなんじゃないか?
誰だよやってみようって言ったのは?マジで死ぬわ!
山の中で一人脱水症状で死ぬわ!
あっというまに絶望の淵に落とされたオッサンはタオルを絞りつつ人生について考えた。
わけはない!
そんなこと考えるようなオッサンだったら初めから山なぞ入らんわ!(笑)
死ぬほどもがいてTシャツまで絞れるようになったところでオッサンマジで完全に仕上がったよ。
持ってきているもの・・・いろはす500ml一本。
うーん、一瞬山水でも飲もうかと考えたよね(笑)
いやいやこんなことじゃトレーニングにはなりませんよ。
なんだかんだ言ってもお茶は飲まない世代で育ってきましたからね。
自分で言うのもなんだけど、こんなヒルクライムやるのほんとに限られた人数だけだと思う。
もうハッキリ言って溝埋めながら「なんて無駄なことしてるんだろうな~」って
思わんわ!(笑)
ま、正直誰が来るとか知らん!(笑)
自分が楽しいからやってるだけで、なにげにコレで確実に体力はつく。
足腰は強化されるし、遊び場は確保される。まさに一石二鳥だ、これが楽しくないわけがない(笑)
立つのもやっとな急斜面での作業はホント疲れる。
でも疲れるのってそれだけ体力と筋力使ってるってことで、これで肉でも食べとけばマッチョマンになる事間違いない!
あ、肉食えませんけどね(笑)
ほーら綺麗になっただろう?
この先に初心者でも通れるルートはあったのだけど、倒木で埋まっていてちょっと面倒なことになってるのだ。
それにこれは根っことか岩が埋まっていてちょっと面白いし、長さも角度もちょうど良いと思う。
そう、ののさんの遺志を継ぎこのヒルクライムは維持してるんだよ!
お空の星になったののさん、見てるかい?
またここで初級者がどんどん犠牲になるように呪いをかけてくれるとオッサンは嬉しいよ・・・
って、ののさんもちろん生きてますけどね\(^o^)/
さて・・・
この日はメインイベントが残っていた。
ランドの名物ヒル「のりちかヒル」だ。
のりちかさんが「このくらいは行けないとだめだよね~」と言いながら整備してくれたヒルクライム。
これも深刻な溝の深さになって、絶対に登れないほどだった。
中途半端に掘れてるのではなく、完全にバイクがすっぽりハマるのでたとえジャービスでも登れないヒルクライムになっていたのだ。
あ、溝じゃないところを走れば登れるんだけどね(笑)
でもやっぱ、正規ルートは残しておきたいじゃない?
新しいルートができても補修箇所が増えるばっかりだしね~。
何気に長いのこのヒルクライム。
100メートル以上もあるヒルクライムの溝をすべて埋めていく。
気が遠くなるような作業に思えませんか?
それが意外とそうでもなかった(笑)
土が柔らかく上から埋めていくとなんかドンドン埋まっていくから面白かったですよ~。
ただま、ここで苦労したのが黄色スズメバチだった。
なんか知らんめっちゃ飛んでるのよ。
数匹はタオルで叩き落したけど、気が付いたらまだいるのよね。
オッサン蜂は大の苦手でそりゃもう気が気でなかったですよ。
どうするよ?山の中でアナフィラキシー?とかなったら?
マジで今のところ一番怖い生物ですわ。
いや、ダニとか毛虫とかほかにもいろいろ怖いのいっぱいいるんですけどね。
って、走りやすくしすぎたら練習にならんじゃないのよもぅ。
どうやらオッサンは走ることもだけど、土で遊ぶことそのものが好きなのかもしれません。
楽しいのよ、何の気兼ねなく好きなように好きなだけ体を動かすの。
街中で楽しいことなんてほとんど見つからないけども。
こんなことして楽しんでる自分はちょっと変わりものなのかもしれない。
いや、きっとない、そんなことはないさ。
ないよね?