義母から学んだ理想的な親の介護(ほぼ義母の悪口です) | 50代主婦いよいよ実家じまいがやってきた

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明治の初めから4代続いた実家が、いよいよ幕を閉じようとしています。決して円満とは言えない家族でした。でも今はただ、寂しいばかりです。

こんにちは。ちょびにっこりです。

 

今回は


現在

83歳アクティブシニアの義母


10年前 

当時103歳の義母の実母

見送るまでの


10数年にわたる介護

思い出してみました。

 

 

義母はこんな人

 

83歳の義母

67歳で義父に先立たれて以来

ずっと一人暮らしをしています。

 

60歳まで教育現場で働いており

定年後は非常勤として

なんと80歳まで!!働いていました

昔気質すぎて

終盤は若手と揉めた様子ですがあせる

 

 

義父に先立たれ

そして

ご自分の母を見送られ、


ますます生き生きと

パワーアップしています!!

ニコニコ

 

長年卓球を続けており

今もシニアの大会に出場しています。

 

そしてそして

第一印象で分かるほどの

典型的な意地悪ばあさんです。

 

 

顔を合わせれば

常に誰かの悪口と

私と私の実家の苦情

 

決めゼリフは

「私がやっぱり一番正しい。」

 

教育者ですが、

生徒をいつも見下し発言しています。

 

最後はやっぱり

「うちが一番立派な家系だ」

 

なんだか思考回路が

元気な頃の私の母に似ています😓

 

いやはや、ものすご~く苦手です。

 

 


義母はストレスを溜めない

 

本題の介護に関してです。

 

義母は

ヨメの私にはとことん意地悪ですが、

直系家族をとても大切にする人です。

 

義祖母

(義母の実母、以後おばあさま)の介護を

最後まで心を込めて続けておられました。

 

んが!

 

いつも思うんですよね。

 

何やかや、

自分勝手だ!

 

 

おばあさま

もともと義母の弟家族と

同居していました。


とても上品な方で

お邪魔すると

必ずお茶席を設けてくれました。

やっぱり

他人批判が大好物な感じでしたが・・

 


おばあさまが90歳前でしたか

足を骨折したことをきっかけに

 

だんだん様子がおかしくなり

夜間の徘徊がはじまり・・

 

弟嫁さんが寝不足になりながら

お世話をされていました。

 

弟嫁さんは度々

義母にSOSを発信したのですが、

 

義母は

「母に限って認知症なはずはない。

ちゃんと世話をしなさい‼️」

 

と言い放っておりました。

 

義母も認知症を恥じていたのですね。

 

 

おばあさま

ご自分の娘である義母が会いに行くと

シャンとなさるようで

 

そうなると義母は益々

弟嫁さんが大げさだ、

自分が楽をしたいから

嘘をついている

などと仰るのです。

 

もちろん施設入所には絶対反対。

 

結局、

弟嫁さんが心労で体調を崩し

ある日

髪の毛が真っ白になったことをきっかけに

やっと

他の兄弟が義母を説得し始めました。

 

 

なぜ自宅に引き取らない?

 

当時、義母宅は

同じ市内で

車で20分とかからない距離にあり

おばあさまを引き取って世話をするには

十分な部屋数も広さもありました。

 

ついに兄弟に

 

そこまで言うなら

自宅で引きとって世話してくれ!

 

と、詰め寄られたのですが、

 

凄い剣幕で

 

自分は仕事があるから出来ない💢

 

これで、あっさり施設入所決定です。

 

私は傍観者的立場でしたが、

とてもモヤモヤしました・・真顔

 

 

しかし、

施設入所からの介護は

理想的だったと思います。

 

 

 

ほぼ毎日面会!

 

当時

義母の仕事は

昼間の5時間くらいですので、

 

朝は朝ご飯を一品持って

夜は夕ご飯を一品持って

 

毎日毎日。車で30分。

 


おばあさま

孤独にならないように…

寝かせっきりにならないように…

 

義母が

趣味の旅行にいく時は

弟嫁や兄弟に頼んで


おばあさまを

看て差し上げていました。

 

 

自分のプライベートや

生きがいは確保した上で

 

できる限りのことを

最後の最後まで・・。

 

そして後悔なく

おばあさまを見送られました。

 


 ん⁉️

 


弟嫁さんには

プライベートや息抜きを

決して許さなかったですよね?

 

ご自分は

仕事だ息抜きだと

本当に

ちゃっかりしてらっしゃるわね!


 

 

施設介護の極意


しかし、義母から学びました。

 

頻繁な面会、

それが無理なら

手紙や電話やLINE面会など・・

 

施設に

身内の存在を

印象づけること!

 

施設できちんとケアしてもらうために

とても大切な要素だと思います!!

 

 

ただでさえ、

人手不足の介護現場です。

 

身内から見放された方は

どうしても

介護の優先順位が低くなるでしょう。

 

 

施設の方も、

面会の前には

入所者の身なりを

いつも以上に整えて下さいます。

 


面会までに

良いコンディションであるように

気を配ってもらえます。

 


母を施設に預けて以来

私も常々実感しました。

 



今はコロナ禍で

出来ることに限りがあるのが

寂しいばかりなのですが

 

 

いえ、ひょっとしたら、

 


息抜きが苦手で

思い詰めがちな

私のような人間にとっては

 

こうして冷静になる時間が取れて

救われているのかもしれませんが・・・

 

 

 

義母は自己肯定感の塊

 

おばあさまを見送った後

 

義母はホテルの一室で

「おばあちゃんを偲ぶ会」を開き

 

親戚一同の前でマイクを持って

自分がいかに素晴らしい介護をしたか

延々と演説していました(^◇^;)

 

お強いビックリマーク

 

 

理想的な介護

それすなわち


介護者は

傍若無人でアレ!!

 


私には

到底

真似できませんが💦

 

義母の介護を思い出し

 

こうして

ブログで息抜きをする自分を

責めないように

心がけていますにっこり

 


こんな

キョーレツなお義母さまだから

夫も

自己主張苦手な私を

ヨメにしたのですね。

 


ちなみに

兄の奥さまは


前の嫁ぎ先がこんな感じで

即・離婚されたそうです・・

 

お強い・・・😅


にっこり

義母の人生は100年以上ありそう。


これからも

健康的に人生を楽しんで欲しいです。


あまり

関わることはできませんが…(^◇^;)💦