「ホームページなんて簡単に作れる」
「作ろうと思えばだれにでも作れる」
たまにそういう声を聞くことがあります。
技術的な情報はインターネット上に落ちていて、
親切な書籍は豊富にあり、ソフトウェアも発達しているので、
ある意味では正しいかもしれません。
しかしそれは、カレーライスやトンカツを
ぼくでも作ろうと思えば作れるということと同じ話です。
専門店の味や優れた料理人がつくったそれとは、やはり絶対的な差があるでしょう。
少し例えが極端だったかもしれませんが、
特にホームページの場合は、モニタに映し出されている見た目がすべてではありません。
見た目を支えている「HTML」というプログラム言語。
これをどれだけ正しくきちんと書いているかが、
表示速度や使い勝手、検索エンジンでの表示順位などに大きく影響します。
また、画像作成やバナー作成、FLASHムービー作成などについても、
簡単そうに作ってるわりに料金が高い…という意見もあります。
でも本当にそうでしょうか?
それらを簡単にこなせるための道具や技術・知識を持っているからこそ、
簡単そうにできるのであって、いわば難しいことを簡単にこなすのがプロフェッショナルです。
もちろん、お客様が知らないことをいいことに、
技術や知識も必要としない単純作業で、高い費用をとる悪徳業者は例外です。
そうした技術的な面だけでなく、ユーザーに響くものをつくるには、
それなりのノウハウが必用です。
多くの情報を整理し、わかりやすく伝えるための情報デザイン能力も重要です。
文章作成能力も求められます。
ホームページはだれにでも作れる。
でも本物をつくれる人は、やはり本物だけなのです。