洗練されたデザインで、随所にセンスの良さを感じさせる。
そんなホームページにありがちな「無機質さ」や「リアル感の欠如」。
綺麗につくってあるんだけど、なんか情報が生きている印象を受けない。
ホームページの向こう側にいるはずの「人」の気配を感じることができない。
そういうホームページは、意外に多いです。
ホームページ制作会社が、クライアントのことをよく知らないまま、
デザインありきでつくった場合や、クライアントの自己満足で
ただただスタイリッシュにつくってしまった場合などに起こります。
ホームページの目的が、大手企業のブランディングであったり、
商品イメージのPRである場合などは、それでも構いません。
でも中小企業やお店が、ホームページを使ってお客様を獲得したい場合
「へーかっこいいね」「センスいいね」で片付けられては困るのです。
ではどうすればいいのか。
「人の気配」 を感じさせるようにします。
インターネットという媒体は、非常に利便性が高い反面、
安心感や信頼性ではやや劣るメディアであると言われます。
膨大な情報の中から、本物を見つけなくてはならないため
ユーザーは自然と、用心深くなっています。簡単に信用なんてしてくれません。
そんなユーザーに安心感を与えるためには
「人の気配」を感じさせることが重要になってきます。
ちゃんとこのホームページの向こう側には人がいますよ、と伝えるのです。
ちゃんと人がいて、ちゃんとホームページを管理して、
あなたの来訪を心よりお待ちしていました、と伝えるのです。
トップページや各ページに、スタッフの顔写真を掲載したり、
スタッフ紹介ページを作ったり、社長の想いを掲載したり、
ブログを更新したり… 人の気配を感じさせる。
ホームページの文章を、自分の言葉で書くことも、人の気配につながります。
どこかからコピーしてきたような、ありふれた文章が並んでいては、
そこに本当の意味での「人の気配」を感じることはできません。