先日から始まりました、屋根の葺き替え工事のご紹介です。
既存の屋根に使われていたのセメント瓦と呼ばれるもので、化粧スレートに厚みを持たせ、瓦のような形状にしたものになります。
陶器製の瓦よりも価格が安いため、当時は人気の製品でしたが、瓦程耐久性がなく、平板スレートと比べると高価なものになっているので、生産中止になっているので、部分的修繕が出来ないので、遮熱タイプのコロニアルを使用しての工事になります。
屋根の勾配は割と急な6寸で、足元が滑る中での瓦のおろし作業になりました。
大屋根の瓦は重さ的には4トン以上乗っているので、2回に分けて運び出しをしました。
既存野地は杉板なので、コロニアルの下地としては推奨されていないので、屋根の補強もかねて12mmの下地合板を増し張りし、
ルーフィング張りまで完了しました。
雨が続きそうなので、10m×10mのブルーシートですっぽりと屋根を覆いました。
本体工事が完了しましたら、現場の様子をアップしたいと思います。