パッシブ換気を採用し建てたお家の1年点検を行ないました。
通常の住宅と大きく変わりませんが、パッシブ換気住宅は、お客様自身も空気の流れを理解してもらい、夏と冬で効率のいい換気の仕方をしてもらう事が大事になります。
床下を点検させて頂きましたが、夏用のファンのスイッチをしっかりと、onされていたので、暑苦しい感じがありませんでした。湿度もほとんどないので、カビや虫の発生もなくとてもいい環境になっていました。
入居時はファンの意味が上手く伝わっていなかったので、スイッチをOFFしてあり、夏のジメジメした空気が漂っていたので、改善出来ていたので良かったです。
パッシブ換気住宅は気密性を高く設定してあるので、空気の温度差で快適さが大きく変わってしまいます。
空気の流れは目に見えないので難しいのですが、日本は様々な温度や湿度になる時期があるので、地域ごとに工夫をし、点検時などに、その家に合った換気の仕方をアドバイスできるようにしていきたいと思います。