世の中は悪意でできている。
マネー(お金)は
人間のからだで言えば、血液と同じ
血の巡りが悪いと人間の健康状態は悪化する。
特にどこか一カ所にとどまれば
その血は汚れ、やがて詰まったりする。
マネーも同じ
経済活動では
絶えず滑らかな循環が求められる。
アメリカ経済が発展してきた要因の一つは
そのマネーの循環が滞りなく
そして常に新しい分野にマネー(血)が供給されたことによる。
翻って日本経済はどうか
企業内部にも家計にもマネー(血)は大量に貯えられるばかり
すなわち滞っている。
非常に循環が悪く
慢性的な不健康状態に陥った。
要因としては
国民性、政策の誤り、金融当局、証券会社等の金融機関
程度の低い東証の問題と考えているが
さすがに政府もまずいと考えたのか
ようやくNISAの制度改定等で
家計にとどまるマネーの掘り起こし、流動化に動き出した。
しかし
タイミングが悪いことに
今年の暮れから来年にかけて
リーマンショックを超える金融危機の発生が危惧される。
アメリカは本来なら
インフレ退治に躍起にならなければいけないのに
一部の銀行が破綻したことで
高金利政策を取りながら
実質的には、資金の供給を増やしつつある。
日本や中国が量的緩和をやめないのも事態の悪化を増幅させている。
市場というのは時間的なずれから
NASDAQなどは、なぜか高値更新の勢いだが
上がれば上がるほどに暴落の規模は大きくなる。
せっかく家計のマネーが市場に向かうのに
投資に慣れない人の大半が
株を買った途端に大損
世の中というのは
本当に、悪意でできていると思う。
暴落の被害を避けたければ
新制度のNISA枠で株を買うのは
来年末
大暴落で下がり切ったところで出動するのが賢明だろう。