僕達急行 A列車で行こう | インディペンデントで行ってみよう!

僕達急行 A列車で行こう

 
 






私、この映画、少し好きです。



「少し好きです」は
 
映画の中で主人公の小町(松山ケンイチ)に好意を寄せる女性秘書(村川絵梨)の言葉
 


さほど期待しないで見たせいか
 
拾いものの映画という感じで
 
まさか森田監督が
 
かつての大船調や東宝の社長、駅前シリーズの
 
やわらかい空気感の演出を継承しているとは思いませんでした。
 
(年齢的には、見て育った世代だから不思議はないのかも)


この映画のいいところは
 
他者を傷つけようとする人が一人も出てこないところで
 
登場人物が皆ほんわか
 
他者にやさしく生きている
 

森田監督はきっと
 
今の実社会では学校にせよ職場にせよ
 
何かといえば他者を傷つけようと悪意の人が満ちているので
 
せめて映画の世界だけでも
 
気持ちがなごむ世界を作りたいと思ったのかもしれません。
 

メイキングで過剰な演技を制していたように
 
この映画には
 
馬鹿な日本映画にありがちな
 
役者がやたら叫んだり泣きわめいたりするシーンがありません。
 

小さなくすぐりを入れながら
 
あきさせないで物語は進行していく
 
映画特有のご都合主義はあるけれど
 
それなりの団円に向かって進むのでさほど気になりません。
 

正直、森田監督が
 
職業監督としてここまで力量のある人とは知らなかったので
 
亡くなって今さらながらに残念です。
 

こういうほんわかした空気感の映画をもっと撮ってくれたらよかったのに






派手なアクションとかはありませんが
 
なんかほんわかいい感じになりたかったら
 
おすすめの映画です。





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