東電解体
- 東電解体―巨大株式会社の終焉/奥村 宏
- ¥1,680
- Amazon.co.jp
なぜ倒産させないのか
誰が責任をとるのか
”株式会社としての東京電力”という視点から明らかにする。
◆東京電力は株式会社であるが、株式会社は株主有限責任というのが原則である。
そこで東京電力が経営破綻すれば倒産して、
株主が持っている株式はタダの紙切れになるはずだが、そうはなっていない。
そして債権者である銀行は債権を放棄することなく、以前と同じままである。
21世紀の日本で、このような不思議なことがいま起こっているのだが、
誰もそれを不思議に思わないとしたら、これほどおかしなことはない。
われわれは改めて、株式会社とは何か、ということを考え直す必要がある。
東京電力はいま、そういう根本問題をわれわれに突きつけているのである。
これほどの事故を引き起こしながら
東京電力に対する責任追及が甘いと感じるのは
私だけではないはず
なぜ解体論議が進まないのか
それが不思議でならない。