「おもしろい」映画と「つまらない」映画の見分け方
- キネ旬総研エンタメ叢書 「おもしろい」映画と「つまらない」映画の見分け方/沼田やすひろ
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「もう二度と、映画館やレンタルショップでムダなお金を使いたくない!」
そんなあなたに必要なのは「おもしろい」作品と「つまらない」作品をきちんと見分ける力です。
そもそも「おもしろい」ってどういうことでしょうか?
予告編にダマされないために知っておくべきことは?
「おもしろい」作品に共通する法則は?
「つまらない」作品は、どうしてそんなに「つまらない」のか?
気鋭のシナリオ・アナリストである筆者が東京工科大学で生まれたエンタテインメント理論である
「13フェイズ構造」と「リマインダー」を使い
それらをやさしく解説します。
【主な内容】
●序章 評論? いいえ、分析をはじめましょう!
●第1章 前評判と後評判の違いって?
「アマルフィ 女神の報酬」の巧みな予告編
かなり「おもしろい」――「キック・アス」
●第2章 「物足りない」映画はどこが悪い?
スタジオジブリ作品は、全部「おもしろい」?
試練が足りない「ポニョ」と「アリエッティ」
●第3章 そもそも、「おもしろい」ってなんだろう?
「変化する老人」のドラマ「グラン・トリノ」
「ROOKIES -卒業-」の変化と感動
●第4章 「主人公」をさがせ!
ほんとうの「悪人」はだれか?
「ソーシャル・ネットワーク」の主人公は「変化」しないが…
●第5章 なにが言いたいんだかわからない作品
言いたいことがたくさんありすぎた「オーストラリア」
「アマルフィ 女神の報酬」のストーリー分割を失敗させたもの
●第6章 論理骨折してても大丈夫?
コメディに論理はいらない???クドカンの手法
筋立てもしっかりしている「男はつらいよ」
●第7章 物語展開の黄金則「13フェイズ」
よくできた筋立ては「13フェイズ構造」の組み合わせ
第0フェイズ[背景]~第13フェイズ[満足]
●第8章 「1・2・2・3・4・たくさん」チェック
1st10(ファーストテン)、二つの葛藤、四人の起伏
二本の坂、三つの究極の選択、たくさん
●第9章 二方向の「おもしろさ」――「リマインダー」と「ストーリー」
「リマインダー」=「○○らしさ」――「パイレーツ・オブ・カリビアン」
「大作」≠「大味」 「アバター」
●第10章 いろいろなリマインダーを見つけよう
「アルマゲドン」の「ツンデレ」
「硫黄島からの手紙」のリマインダー
●最終章 前評判にダマされるな!
それでも前評判にダマされない秘訣
あなたはもう、ハズさない
こんな本の手助けがなくても
私は長いこと映画を見てきているので「おもしろい映画」とそうじゃない映画を見分ける基準は
自分なりに持っています。
結構、豆に情報収集をしているし
監督を基準にして作品を選んでいるので、はずすことはめったにありません。
そういう自分なりの基準を持たない人は
私が薦めた映画を見ればはずすことはないと思う。
ちなみに素人の癖して
見た映画の点数をつける人がいますが
私はそういう輩を忌み嫌っています。
つまらない映画は見なければいいだけのことで
つまらない映画にしても作り手の苦労はあり
そういうクリエイターの苦労に対する配慮、クリエイターへの敬意を欠いて
偉そうに点数をつける人間を私はただの馬鹿とみなしています。