勤めをやめて知った幸福の一つ
勤めをやめて、よかったなと思うことの一つが
季節のうつろいをしみじみと味わうことで、
同じ木を見るにしても、紅葉のときの記憶が鮮明だと
葉を落した今の姿に
季節のうつろいをありありと感じる。
日の暮れの時間にも季節を痛切に感じる。
勤めていたときはどうだったかといえば
それは確かに
通勤時に寒くなったとか暑くなったとか
桜の季節には一駅前で降りて桜並木の下を歩いたりはしたが
季節を味わう余裕はなかった。
多分に心理的な余裕も大きく影響しているのだろうが
雲の色さえもしみじみと見るようになった。
こうしてみると
日本人は働きすぎだなと思う。
長い休みなど年に盆と正月くらいしかない。
GWが長ければ、ラッキーと思うくらいだ。
景気が悪化している折
的はずれな考えかも知れないが
国がこれだけ豊かになって
世界でも有数の経済大国になったのに
国民の大半が相変わらず、働きバチみたいな人生を送っているのはどうなんだろう?
長い時間かけて富んだのは大企業と
既得権益に関わっている連中ばかりではなかったか
大半の無知と善良につけこんで
うまくやっている連中が多く存在する。
過労死するほどに働く人間がいる反面
自分の能力や努力とは無縁の出自だけで
甘い汁を吸う連中がいる。
そういう構造だけは、巧妙かつしたたかに組まれている。
他人の利益のために
自分の人生をすり減らすかのように生きるのは勝手だが
そろそろ反旗を翻すことを考えてもいい頃だと思うが
どうだろうか?
