オシムの最後の言葉 | インディペンデントで行ってみよう!

オシムの最後の言葉


インディペンデントで行ってみよう!『私は如何にして転職するのを止めて独立を志向するようになったか』-osim




日本サッカー協会との契約が切れて


4日に日本を去る際にオシムが日本のサッカー選手に向けて残した言葉


「日本の選手は頭がよすぎる。


 頭がいいと先を読む。


 先を読むと今しようとする努力が無駄に思えて


 四六時中、24時間サッカーに全精力を傾けることが出来ない。」



非常に示唆に富む言葉で


私にはこれがすごく腑に落ちた。


そう、なまじ先読みが出来て


過去、その読みの確度が高かったりすると


人は全身全霊の努力を怠る。


中途半端に計算が立ってしまうから


注力をセーブする。


頭がいいのに成功できない人というのは


だいたいこの傾向がある。


ときには小賢しく計算するより


今したいことに単純にエネルギーを注ぐことが大事なのだろう。


半端な計算はけして優秀さの証明にはならない。


なぜならそのさかしらの計算によって大きな成功の機会を失うのだから



最後に空港まで見送りに来た多くのサポーターを前にして


オシムは


「泣いたのは私の人生の中で数えるほどしかないが、今日はそのうちの1回になるかもしれない」


と語ったという。


私もこの記事を読んで思わず目頭が熱くなった。


ご存じのように


オシムの人生は


平穏な日本に暮らす私たちには想像できないほど苛烈で


戦火に翻弄されたものだった。


家族と離れ離れになり、


その消息も分からない時間を送ったことは想像すらできない。



そのオシムが老年


日本に滞在して日本人のあたたかみを知って離日したと聞いて


オシムの記憶の中で日本における時間が有意義になったとうれしく思った。


多分、去るに際してここまで多くの人が熱く送ってくれた経験はなかったに違いない。




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