人の行く裏に道あり 花の山
不況だ。不況だの大合唱になると
宗教みたいにこっちも「不況だ」と唱えなければいけない気になってくるが
投資の世界を少しでも触ったことがある人なら知るように
他人と同じことを言い、同じ行動をしていては
けして大きな利を得ることはできない。
ここで大胆な投資を行うべしとはさすがに言わないが
不況の合唱には同調しない方がいいと思う。
特にパニックに近い状況が示現したら
普段絶対に買うことが出来ない物件が
バーゲンで市中に出回ることになる。
そこが底値かどうかは保証の限りではないけれど
最近、私は思うのだが「100年に一度の危機」の言葉が
一般化した時点で
100年に一度は大仰と思うようになった。
100年に一度の大売り出しとさえ思う。
けして楽観主義者ではないが
大勢に付和雷同する人と
同じ発想を続ける限りにおいては
絶対に機会は見い出せないだろう。
追従する限り、せいぜい機敏で鼻の利く連中の残飯に与るのが関の山である。
現実的な視点を持って
事態は客観視したい。
ニュースを見聞きしてわかった気になるのが一番よくない。
誰かがさも真実かのように解説した報道を
事実と鵜呑みにすると見誤る気がする。
今の大衆意識の操作は、実に巧妙で
人は利口になったつもりで
実は最も操作されやすくなっているから危険である。
