コンテンツありき 「綾小路きみまろに学ぶマーケティング戦略」 | インディペンデントで行ってみよう!

コンテンツありき 「綾小路きみまろに学ぶマーケティング戦略」


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綾小路きみまろの漫談CD『爆笑スーパーライブ第1集!中高年に愛をこめて』の


売上がミリオン(100万枚)に達した という。



私はこの人はすごい人だと思う。


何がすごいかと言うと売上の数字もさることながら


その販路開拓、認知形成の方法が


マーケティングの手法として非常に参考になるのである。


個人的にはコトラーやポーターの本などより


よほど学ぶところが多い。



私のように自分でマーケティングチャンネルを開拓しなければいけない人間は


その方法に悩むのだが


綾小路きみまろが売れないころ


高速のサービスエリアで観光バスに


自作のテープで無料で配ったのは有名な話である。


内容には自信があったのだろう。


しかし存在を知られないことには売れようもない。


それでターゲットとする中高年の認知を高めるにはどうしたらいいかと考え


中高年乗車の観光バスに狙いを絞った。


なるほどあの内容であれば、車中大受けするのは必至である。


クチコミで人気が広がり


一日数本のテープの受注が


やがて関係者の知るところになり、


メディアで取り上げられ、CDを発売


これが売れて、ついに100万枚に達した。


実に泥臭いクチコミマーケティングの実践である。


言うのは簡単だが、なかなか出来るものではない。


また内容がつまらなければ話題になることもなかっただろう。


だからタイトルは「コンテンツありき」としたのである。


しかし内容がよければ売れるというものでもない。


技術系の会社によくある間違いだが


「いいモノを作れば売れる」ということはない。


やはり認知形成が大事で


綾小路きみまろは、そのハードルを自作テープの無料配布で突破した。


よく考え抜かれた戦略である。


だから小難しい本より参考になるというのである。



ミリオン達成の表彰に際して綾小路きみまろはこう述べたという。


「最後まで、あきらめないでよかったです。」



私は苦労の挙句、自分の道を自分で切り開いた人を尊敬する。



綾小路きみまろ 爆笑スーパーライブ第3集/綾小路きみまろ
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※ちょっと重かったので、今日より記事1件の表示にしました。

  アクセスのないパーツもはずしました。