嗅覚の問題 -嗅覚の有無が運の分かれ目-
人には運不運がある。
何の努力もせず、運不運を論じるのは最低だが
努力しても運に恵まれないことはある。
こればかりはどうにもならない。
この世は合理的に出来ているわけではないので
不如意はときにあきらめるしかない。
ただ運不運もよく見ていくと
運不運を分けた分岐点があって
幸運な人は、嗅覚するどくその分岐点を見極めて
正しい方を選んでいる場合が多い。
そしてこれがまたよくしたもので
結果的に幸運となるのは
分岐点の段階では条件的に劣る場合が多い。
いわゆる「損して得取れ」みたいなもので
言うのは簡単だが
私のような浅慮な人間は
目前の利に左右されやすい。
逆にあまり賢そうでもないのに
最終的に正しい判断を下す人がいる。
浅はかに見えて、目先の好条件に釣られないのである。
こういう人を見ると
これはもう嗅覚の差かなと思うのである。
多分に野性的な勘も働いているように思う。
えてして理性的な人は嗅覚が鋭くない。
文字通り野生に欠けて鼻がきかないのである。
知識を増やせば勝負強くなるわけでもないので
このへんが生きる上で難しい勘どころである。
