Long Slow Distance

最近は走らなくなったが
かつてはフルマラソンに参加したこともあり
習慣として週末に30kmくらい走っていた。
今より体重が13kgくらい軽かったころである。
ほんの6年前なので
随分短期間に増量した。
そのころは何か憑かれたように走っていた。
時間があれば走っていたという記憶である。
何であんなに走っていたのかと思うが
今にして思えば当時の職場で相当のストレスにさらされていた。
自分なりの解消方法として
走ることによってしか解消できなかったのだと思う。
Long Slow Distance
長距離を走ることを常としていた。
ゆっくりにせよ
長く走れば次第にきつくなってくる。
きつくなってくると余計なことを考える余裕がない。
あとどのくらい。
せめてあそこまで走ろうと
肉体との葛藤に必死で
精神的な問題など一時にせよ雲散霧消したのである。
今から思うと
結構辛かったんだなと
わが身ながら気の毒になってくるが
走ることによって自分なりに乗り越えたのだろう。
今の体重では
当時のスピードで走るべくもないが
フルマラソンで最高タイムを出した折
ハーフを過ぎても
疲労感がなく
ギアチェンジできそうなあの身体感覚は
今も忘れがたい。
からだがそのときの疾走感を覚えているのである。
できればウェイトをしぼって
走り込み
またあの身体感覚を味わいたいと考えている。
肉体が精神と同調したあの浮揚感
自分はこんなにも走れるんだという確信
これは経験した人でないとわからないかもしれない。
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