ベストを尽くす?
私は「ベストを尽くす」という言葉があまり好きではありません。
どうしてかというと
ことに臨んで「ベストを尽くす」のは当たり前と考えているからです。
それに事前に
「ベストを尽くす」という言葉を聞くと
何か負けた場合の弁明が前もって用意されているようで
そこにある種の敗北主義を見出すのです。
負けてもベストを尽くしたから仕方がない。
そういう弁明をあらかじめ自身と周囲に言い含めている気がします。
それくらいなら
日本的な謙譲の精神には反するかもしれませんが
「何が何でも勝つ。」「勝利以外は想定していない。」
この方が潔いと考えます。
仮に負けて大口と叩かれても
敗北は想定外だったと
そのときはじっと耐えればいい。
そう考えます。
少しでも負けることを想定すると、どうしても気持ちは弱くなります。
人は負けたときのことを考えて
衝撃を和らげる方策をとろうとしますが
それは考えなくていい。
ことに臨んで
「絶対に勝つ」という気構えの人と
「もしかしたら負けるかも知れない」という人が
同じ程度の技量だったら、前者が勝ちます。
勝利への貪欲さ
獰猛な勝利主義
こういうことが何に臨む場合にも必要だと思います。