原価管理
数社を渡り歩いて実感していることがある。
それは、コスト管理の仕組み、意識がないところは
ある程度まではまぐれや勢いで成長できても
一定段階からの成長は難しく
一度躓くとそこから仲々立ち直れないということである。
トップのコスト管理の意識が低く
なおかつ経理(管理)にしかるべき人材を置いていない企業は
どうにもならない。
手の施しようがない。
基本的な知識は要するが
財務諸表というのは、一定時間眺めているだけで
見えてくる事実というものがある。
こんなことは経営においては当たり前の話だが
中小やベンチャーで財務諸表をろくに見ない経営者は多い。
何をもって経営しているのか不思議に思うことがあるが
だいたい売上にしか関心を持っていないのである。
売上が伸びているときはいいが
伸びが止まると、コスト構造はそのままなので
途端に赤字に転落する。
赤字になってからコストを管理しようとしても
長年の習慣は簡単には改まらない。
能のない経営者はそこですぐ人件費に目をつける。
不評だらけのおかしな人事制度を入れて
それが結果的に優秀な社員からやめる呼び水となって
著しく戦力が低下という悪循環にはまる。
笑ってしまうくらい
ダメになる会社のパターンはこういうことになっている。