さよならヒット | インディペンデントで行ってみよう!

さよならヒット



若い人はもうプロ野球なんぞ見ないという。

プロ野球を例に出す時点でもう若くないと思うがそれを承知で書く。

野球には「さよなら勝ち」というものがある。

最終回もしくは延長で勝ち越して終わる試合である。

さよならの局面を見ていると

ひいきのチームで

何とかする選手と

絶対に一打を放たない選手
がいる。

もうバッターボックスに入る前から結果は想像がつく。

試合を決める一打を放つ選手は

過去の同様の場面でも結果を出していて期待を持てるが

過去にさよならヒットを打ったことがない選手はまず打たない。

試合中のどうでもいい場面ではヒットを打つが

試合を決める局面では絶対に打たない。

この差は何だろう。

仮に自分がプロ野球の選手で

さよならの局面で打席を迎えたとき

結果を出せるだろうか

それとも敢えなく凡退するだろうか

願わくば結果を出す選手でありたいと思うが

会社員にはそういう究極的な勝負の局面というものはないから

正直どちらのタイプかわからない。

もっともこんなことを四の五の考えている時点で

勝負弱い気はする。

考え過ぎだからである。

ただ弁解すれば

これまで生きてきて追い込まれた局面では

開き直って結果を出してきた気はする。

それは元からそうだったわけではなくて

子供のころから母にお前は本番で強いと刷り込まれたせいで

子供は真に受けて自分は勝負強いと思いこんだのである。



はたして自分はさよならの局面で

ヒーローになれるタイプだろうか?

それとも観客のため息を背にあびる方だろうか?