無能の社長の法則 | インディペンデントで行ってみよう!

無能の社長の法則


幾つかの会社を経験して

無能の社長、幹部には共通した傾向があることに気がついた。

無能の社長は、仕事の中身がわからない。

中身がわからないものだから

何によって人を評価するかと言えば、勤怠で評価するのである。


ネットベンチャー時代

役員の連中がむやみやたらとグループウェアのスケジュールに予定を入れていた。

ミーティングだらけで

仕事はいつするのかと見ていたら

ミーティングの予定時間なのにデスクにいることが多い。

それでわかったのだが

社長が役員の仕事ぶりをスケジュールでチェックしていたのである。

それに気がついた役員の連中が

「一生懸命、仕事してまっせー」と競って

スケジュールに実体のない予定を入れて必死のアピールをしていたのであった。



広告会社時代

親からの天下りでもっぱら無能と評判のW専務は

早朝から社内を巡回することで知られていた。

何をしているのかと言えば

社内を回って早くから来ている奴は「よく頑張っていると」とランク付けしていたのである。

それに気がついたS部長は

用がなくても早朝出勤

W専務の巡回時には、仕事をしているふりをして

めでたく執行役員の地位を得た。

もっとも経理畑なのに

いきなり営業統括補佐の役職でたいへん苦労しているという。



今の勤務先も

役員がやたらとはやく出勤する。

勤怠をASPで管理している関係で

社長は役員を含め全社員の出勤時間をチェックできる。

どうやら出世の法則は、早朝出勤と無意味な休日出勤にあるようで

そこに気がついた人間が

早朝出勤を心がけているのである。



そんな阿呆なと思われるかもしれないが

会社なんてそんなものである。



仕事の中身がわからない社長は

勤怠でしか部下の仕事ぶりを評価できない。


もっとも評価の尺度が単純なだけに

わかりやすくて楽でいい。

早く出勤さえすれば、実績は伴わなくても一定の評価が得られるからである。