今岡の不調
阪神の今岡が不調である。
不調は今期に限ったことではなく、おととしからだが
今期は覚悟の年だっただけになおさら目につく。
首位打者と打点王をとった打者が不調から抜け出せない。
私が見る限りもう限界なのだと思う。
首位打者をとった2003年の6月から7月は
神がかりのバッティングだった。
ストライクゾーンならすべてヒットにできるのではと思わせるほどだった。
入団来、覇気がないとか色々言われたが
2003年はこれほどの打者だとは思わなかったと感嘆した記憶がある。
元々天才肌で入団時から悪球打ちのところはあったが
このときは打てないコースはないと思わせる凄味があった。
打点王の年の勝負強さも尋常ではなかった。
もっともその頃から
すぐ横のゴロもとらない横着な守備には腹を立てていた。
その天才打者が2年前から絶不調に陥った。
最初は一時的な不調と思ったが
3年も続けばもう限界と見るしかない。
不調の理由はわからない。
あまりに落差が大きいのでもしかすると
公開されない理由があるのかもしれない。
しかし私が推測するに、手を抜いた結果だと思う。
そう考える理由はあの緩慢な守備である。
飛びつかなくてもいい。
グラブを伸ばせばとれるゴロくらいとれと思うことがしばしばあった。
結局「一生懸命さ」を失っていたのである。
打ちさえすればいいと思ったのかは知らない。
とにかく守備は見る限り明らかに手を抜いていた。
守備の軽視が下半身の衰えにつながり打撃も不調に陥った。
あわてて今期は厳しいトレーニングで臨んだが
一度手を抜いたら、元には戻らない。
世の中よくしたもので、必死さを失った奴が楽できるほど甘くはできていない。
そういうことだと思う。
会社員の仕事もしかり
慣れるのはいいが、手を抜けば必ず、落ちたレベルが標準になる。
自分に厳しくない奴は長く現役を張ることはできないのである。
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