転職のハードル
勤め先で、営業の主力が相次いで辞めることとなった。
理由をもれ聞いたところでは
営業のリーダーのやり方が気に食わないからだという。
そのリーダーは、社長の肝いりでその地位に就いたが
過去に確たる実績があるわけでもなく
単に創業来の社員という理由による抜擢だという。
個人的に話せば好人物なんだが、いかんせん細かい。
しかも無駄に細かい。
その方法論に下が反旗を翻すこととなった。
退職の表明にあたっては、感情的なやりとりもあったようで
もはや修復不可能
中小企業の情報管理のお粗末さで
退職が確定する前に
既に社内に知れるところとなっており
翻意を促すことさえできない。
こういう話を聞くたびに思う。
転職のハードルは随分下がったものだと。
まるで服を着替えるような感覚で転職するのだろう。
何度も転職をしている自分が言うのも変だが
転職のサイトが普通に存在し
広告まで打たれる世の中にあっては
転職はもはや特別なことではなくなったのだと実感する。
辞める社員について言えば
その程度の理由で辞めることもなかろうに
多少の不満を抱え働くのが会社員人生
上が気に食わないなんていう理由で辞めていたら
幾ら変わってもきりがない。
もっともこれも数度の転職経験があるからこそ言える話で
30をちょっと過ぎたくらいではわからないのかもしれない。
となりの芝生は青く見えるというが
今の勤務先
悪い会社じゃないんだが、もったいない話である。