日本人の美質
日本人は二種類いる。
ある種は丁寧な仕事を心がける人種
もう一種類は雑な仕事で満足する種である。
前者は、絶え間なく品質の改善に努め、
場合によっては価格以上の水準まで追求する。
それは誰かに命じられてそうするのではなく
自身の仕事へのこだわりと生来の職人気質によって
高い水準を実現する。
もう一方は、そこまでのこだわりはなくて
ただルーティンとして仕事をこなすだけである。
品質の改善という発想もない。
ただ 回っていればいいという考えである。
日本人の美質が前者にあるのは言うまでもない。
この国が「ものづくり」において
一頭秀でたのはまさにこの美質による。
特定の少数ではなく
ごく普通に存在する職人気質が
高い水準の製品を作る基礎となっている。
翻って自分の仕事への取り組み方はどうだろうか?
誰に命じられるまでもなく、高い水準を追うか
あるいは指示されたことだけをして足りると考えるか