理念は大事
よく企業経営においては理念やビジョンが大事と言われる。
そう聞くたびに現実主義者の私としては
そんなものは広報上こしらえた空疎な言葉だろうと斜に見るところがあった。
言葉の理念より
実際の収益の方が大事
稼いでなんぼ、衣食足りて礼節を知るというように
経常的に利益を計上できてはじめて
公益に資するような理念やビジョンは唱えるべきものと考えてきた。
しかしどうやら勘違いをしていたようである。
私がこれまで勘違いをしていたのは
かつて在籍した会社の代表者が形として心ない言葉を並べていたので
そこに真実はないと考えたからだが
新しい勤務先の社長はどうやら本気で社会的利益を考えているようである。
実は入社早々随分寒い会社だと思ったのだが
聞けば環境対策の一環として室温を低目にしているという。
実効性はともかく、風邪を引いては逆効果と考えていたが
説明を聞く機会があって社長の理念のもとに実践の具体的行動と知った。
本気だとわかってその施策の意図が腑に落ちた。
なるほど「理念は大事」
理念の説明がなければ、具体的な施策の意図も理解できない。
しかし説明を聞いて同調したときから協力の気持ちが芽生えてきた。
改めて本気の理念は大事と思った次第である。