キャリアは積むものではなく創るものである。
長い職業人生
若いとあまりキャリアを意識しない人もいますが
これからは雇用が一層流動化すると予想されるので
来るべき時代に備え
実際に転職をするしないにかかわらず
早い段階で
自分が何を目指し、最終的にどういう形にしたいのかを明確に考えるべきです。
私はいい学校-いい会社という価値観を無条件に受け入れた年代なので
職業設計を具体的に考え出したのは
30も半ばを過ぎてからでしたが
今にして思うとそれはやはり遅すぎました。
幸いそこまでの履歴に一貫性があったので
その後はその延長の軌道上でキャリアを創る形にできましたが
これが指示されるままに
脈略のない経歴を重ねていたら
それこそ「使えないおやじ」になっていたことは必至です。
やはり何事にも戦略は必要で
人に命じられるままに動くのでは
自覚なき人生となりますが
こうしたいということが明確であれば
時間を味方にして自分の人生を自分が描いた絵図に近づけることは可能です。
資質に大差がなくても、目標を置いて逆算でキャリア形成を考えた人と
漫然と指示された軌道を生きただけの人では
その後に驚くほどの差がつきます。
そして選択肢の少ない年齢になったとき
ストーリーのあるキャリアを形成した人と
無駄に年を重ねた人では
人材価値に雲泥の差が生まれます。
定年も延長しつつある今
現在ばかりではなくやはり遠い将来も見据えたキャリア形成を考えなければなりません。
身動きのとれない年齢になって
閑職に追いやられたり、退職勧奨を受けるか
それとも経験と能力を訴求できる人材価値を身につけるかどうかは
早い段階で自覚的に職業設計を考えたかどうかで決まります。
キャリアは結果として積むものではなく
自覚的に自ら創るものです。