とりにいく案件
なかなかないことですが、ときにこれはという案件に遭遇します。
条件がいいこともさることながら、事業内容に関心があり
仕事内容が自分の職歴と志向に合致している求人です。
まず書類選考を通ることが前提ですが、運よく通った場合
普通に面接を受けたのでは、結果が不首尾だった場合、後悔が残ります。
魅力を感じた案件に関しては、何が何でも「とりにいく」心構えとそれなりの準備が必要です。
今回たまたま私が関心を持つ事業内容の会社の紹介があり
幸い書類選考も通過したので、何としても内定を得るため
面接に際し下記の書類を用意することにしました。
一つは、求人の仕事内容に対する実績、能力の詳細と意欲の表明です。
タイトルもズバリ「私は何ができるのか」というものです。
もう一点は、事業内容に関連した過去の仕事の実績に関する具体的な説明です。
いずれもA4一枚の説明書
仕事内容に関連した質問は当然面接の中で受けるでしょうが
面接官は複数の候補者を相手にしており
限られた時間の中で能力や意欲が十分に伝わるかどうかはわかりません。
少なくとも資料を用意し、渡したことにより
何も準備していない応募者とは差別化が可能であり
意欲も確実に伝わります。
後日面接官が候補者選考で悩んだとき、この資料は力を発揮するはずです。
口頭の記憶ではなく、意欲を伝える書類として眼前にあるわけですから
実はこの書類は前から用意してあり、これはという案件の場合に
カスタマイズするものですが、やはりそれなりの説得力はあります。
手ぶらで面接に臨む応募者より、相当の時間をかけて資料を作成しているので
必勝法とまではいきませんが
自分がボーダーライン上にあるときは間違いなく力となってくれるものです。
こういう場合を想定して
普段から「何ができるのか」について具体的に記載したワンペーパーを
用意しておくことも転職活動の準備のうちです。
- 劇的ワンペーパー One-Paper Magic/中野 雅至
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