面接の風景 | インディペンデントで行ってみよう!

面接の風景


面接に出向くと


会社というのは様々のように見えて、実はたいして変わらなかったり


ときに固有の社内事情を露呈したりと、興味深いものです。


最近受けた面接で印象に残った案件を紹介すると


この会社は二次面接まで進んだのですが


質問でやけに精神的タフネスの度合いを確認してきます。


二次では「けんかが強いか?」とまで聞かれました。


私は勘違いしてフィジカルなけんかの話かと思い


実戦経験はありませんが、そこそこの体格であり、過去格闘技をやっていた経験もあるので


それなりに強いと思うと答えたら


どうも聞かれているのはメンタルな話で(当たり前か)


要は交渉ごとをからだを張ってできるかということのようです。


それも対外的というより


社内特に対社長の話みたいで、


最近社長になった男がどうもときに怒鳴りまくるようで


その社長に対して臆することなく意見を言えるかどうかを確認している模様。


私を楯にしようという目論見なのでしょうか


だいたい一次といい二次といい出てきた面接官に笑顔がない。


こわばった表情の男が相次いで二人


これは日常的に強いストレス下にある表情と判断しました。


事業内容はかつて経験したこともある業界で


経営課題もどこに問題があるかはおよそ見当がつく世界です。


多分、それなりの結果を残すことは可能でしょう。


しかし幾ら代表とはいえ、自分より年少の人間に怒鳴られる状況に


身は置きたくありません。


かつて超ワンマンのオーナー経営者の下で仕事をしたことはありますが


話が通じる相手ならともかく


論旨が理解不能で、わけもわからず激昂するような人間と一緒に仕事はしたくない。


それにポジション自体が曖昧なので


ミスマッチが起きやすい状況です。


まだ辞退は連絡していませんが、敬遠した方が賢明と考えています。