整理の効用 | インディペンデントで行ってみよう!

整理の効用


「整理の要諦」に続く「整理の効用」に関する言及です。


私が「整理」が大事と説く理由は、


整理による物理的な環境の改善、仕事の能率向上という現実的な効用もありますが


それよりも精神面に与えるプラスの影響が大きいと考えるからです。


どういうことかと言うと


整理しなければとずっと気になっていること。
そうじしなければと先延ばしにしていること。
直さなければと思いながら放置していること。
片付けなければいけないと思っているのに手をつけることができない。


こういうことが重なると


これらを意識するとしないに関わらず


常に心の中に引っかかっている状況となります。


真面目な人だとそれが自責の念にまで発展します。


乱雑な状況を放置するだらしがない自分

手をつけるべきことがわかっているのに着手できないもどかしさ


すなわち未整理な状況をそのままにすることによって


常にネガティブな思いが精神面に宿ることになります。


私はある意味これが整理されない状況の最大の弊害だと思います。


脳の容量はともかく


人の精神的な容量(キャパシティ)というのは実はあまり大きくないように思います。


人間考えるときは一つのことしか考えられないように


引っかかっていることがそのままだと


あまり大きくない精神的な容量の一部をそれが占めることになります。


こうしたネガティブな思いが滞留するために


前向きな発想ができなくなったり


新しいものを受け入れる余地が限られたりします。


こういうことを避けるため


整理は必要と考えるわけです。


整理の方法としては


一日の初めに、手軽に片付けられるところから手をつけるのがいいようです。


これは脳のウォーミングアップにもなります。


仕事の最初に整理から始める。


これは意外と仕事の効率化にも役立つかもしれません。



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