面接に行って口論になったときのこと。 | インディペンデントで行ってみよう!

面接に行って口論になったときのこと。

どうかと思いますが、面接に行って口論になったことがあります。

某国立大学発とかの技術開発型ベンチャーで

管理統括ポジションの募集に応募したものです。

調度、ライブドアの堀江が世間で脚光を浴び、世の寵児扱いをされていた頃です。

私は最初から堀江を知的背景のない浅薄な人間だと思っていました。

また法に触れなければ(実際はふれていたわけですが)

手段を選ばない株価形成(大型分割の繰り返し等)を眉をひそめて見ていました。

今は解消された分割時の需給の歪みをついた株価政策など

何ら目新しいことはなく

まともな会社、経営者ならしないことを

知性のない連中がやっているだけと断じていたのです。

そういう認識を世の中の評とは逆に持っていたのですが

面談の中で堀江に話が及びました。

当然、私は否定的な評価です。

彼は別に革新者でも何でもない、ちょっと頭が弱いところを

いいように担がれて本人も勘違いしているだけだと。

これに対し、若い経営者と同席していたベンチャーキャピタルの経営者は

非常に感情的に反発してきました。

そのベンチャーキャピタルの経営者も若く

聞きもしないのにMBA保有と有名国立大学卒を吹聴するような人間でしたが

おそらく堀江は彼らにとって、目指すべきゴールを体現していたのかもしれません。

面接に行って口論する私もどうかと思いますが

こんな程度の低い連中が

ベンチャーを起こすのかとうんざりし、

非常に不快な思いをして帰ったことを覚えています。

その後ライブドアがどうなったかはご存知のとおりで

面接を受けたそのベンチャーは今も存在はしているようですが

当然公開などしておらず

(おそらく出資を受けた資金でリビングデッド状態

またそのベンチャーキャピタルの出資先で

イグジットに至ったところはいまだにありません。

MBAで定量分析はできても

知性を欠いて定性分析ができない人間に

まともなベンチャーなど発掘できるわけがないからだと私は考えています。

堀江にせよ村上世彰にせよ、受験技術には長けていたかもしれませんが

おそらく古典と向き合うような内省的な時間を持たないままに年齢を重ね

浅薄な合理主義を至上とする単純思考で

拝金主義に暴走したに違いありません。

情けないことに当時のメディアにも、この欠落を指摘できる人間は少なかったように思います。


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