平坦と起伏
私はかつてジョギングを趣味とし、フルマラソンも4回ほど完走経験があります。
日本は毎週どこかしらでマラソン大会が開催されていて
様々な大会に参加したのですが
地形、場所によって走りやすいコースとそうではないコースがあります。
普通起伏の少ないコースの方が走りやすいと思われるかもしれませんが
個人的には極端な起伏ではない限り、多少起伏がある方が走りやすいというのが私の感想です。
平坦では走りやすいものの、変化を欠きあきやすいのです。
中でも一番きつかったのは
厚木や横田基地で開催された滑走路を走るコースでした。
いずれもハーフを走ったのですが
滑走路は当然平坦です。そしてまっすぐで風景も変わらない。
折り返し地点は視界にあるものの行けども行けども遠い。
走るうちに次第に気持ちが滅入ってくるのです。
これに対して丘陵地や山間部で行われる大会は
上りは当然きついものの、上りがあれば下りがある。
上りを上りきれば楽になると思えば頑張ることができるし
変わる風景であきることもありません。
これは人生と同じかも知れず、安泰だけど平坦では苦痛を覚えるほど退屈で
浮き沈みが激しければ、その当座は苦しいものの
ふり返ってみれば起伏があって「面白かった。」ということもあります。
人によって受け止め方は異なり、一概には言えないと思いますが
私はどうやら後者のようです。
起伏の多い人生の利点は
安定した人生を送る友人と話した時に感じたことですが
何年の何月に何があったかは、世の中の出来事と自分のトピックが
リンクしているので記憶が鮮明で
これに対して同じような毎日を送っている人間は
どこを切っても金太郎飴の状態なので
世の中の出来事と自分の人生が関連付けられないというところです。
いずれがいいのかはわかりませんが、
なるほど起伏の多い人生も見方を変えれば
変化があって面白いと言えるかもしれません。
変化の渦中はきついばかりですが