40歳までに一度転職を(原田永幸社長のアドバイス)
日本で経営のプロフェッショナルと呼ぶにふさわしい方に
日本マクドナルドの原田永幸社長がいます。
アップルの社長時代は運のいい方なのかと斜に見ていましたが
事業フィールドの違うマクドナルドに転じて、業績回復をはたした手腕を見れば
この人はプロフェッショナルそれも稀有な経営者と見るのが相当だと思います。
内部からどういう評があるかは知りませんが、結果を出されたことは事実です。
この原田社長も転職の経験者で
過去の転職に関する示唆に富む発言を書き留めていたので
キャリア形成、転職について考える方の参考として
その発言を引用させていただきます。
原田社長が中途採用の面接において重視している3つのポイントがあり
1つが社会人になってからの経歴で、
異動や転職を通じて自分のキャリアを発展的に積み重ねてきたかどうか
2つ目が、転職が2~3年という小刻みになっていないこと。
組織の中での働き方を学ぶためにどこかで5年から10年の連続勤務の経験をすること。
3つ目は、新卒後、40歳になるまでに2つ以上の会社を経験していることだそうです。
職場が変わったとき、新しい環境に早く適応し、
自発的に動いて結果を出したかどうかを経験から確認するそうです。
2つ目の組織の中での働き方を学ぶということは、私が記事「大組織の経験は必ず生きる 」で
記載した内容に通じるもので、最終的に独立して生計を営むにしても、
組織と無関係に生きていくことはありえないので、組織とは何か、組織で働くとはどういうことかは、
必ず学ばなければいけない事項だと思います。
40になるまでに2つの会社を経験すべしも、
日本的な常識からすればまだ新奇に聞こえるかもしれませんが、
オーストラリア等では転職経験の有無がキャリアの評価になるという記事が
最近日経夕刊にもありました。
終身雇用、永年勤続を最上とする考え方は簡単には揺るがないでしょうが、
流動性は高まり「働き方の意識」は早晩変わっていくと思います。
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