今生のいまが倖せ衣被(きぬかつぎ)
いやなことはさっさと忘れ、
現在をせい一杯前向きに生きることにひたすら情熱を傾けている。
過去は振向かない。
自分で選んだ道は自分で責任を持つ。
不如意も涙も、人のせいにはしない。
2003年に亡くなられた俳人鈴木真砂女(すずきまさじょ)の
96年の人生を評した瀬戸内寂聴さんの文章です。
波乱万丈ともいうべき人生を天真爛漫と無欲で涼やかに
そして凛とした潔さのうちに生きた人生を評しての至言です。
鈴木真砂女晩年の句
今生(こんじょう)のいまが倖せ衣被(きぬかつぎ)