人は厳しい環境の中でしか人は育たない。
歴史があってそれなりの規律がある企業の場合は問題はありませんが
設立間もないベンチャーなどでは
代表者も社員も若く、同好会のようなノリを持つ企業があります。
自由なカルチャーが一概に悪いわけではありませんが
社会人としての成長を考えた場合
ノルマや服務規律の緩い組織で社会人としてスタートすることは
本人にとってけしてプラスにはならないように思います。
「鉄は熱いうちに打て」と言いますが
およそ社会人としての基盤は社会人になって最初の数年で形成されるようです。
この時期に緩い空気が当たり前のような環境で過ごすと
それが簡単には変えられない習性になります。
ある程度の年齢になってから厳しい会社に変わった場合
まず第一に組織の中で生きていくということがわからない。
第二に当たり前の規律に従うことが出来ない。
第三に負荷の大きい状況に耐えられないという弊害が出てくる怖れがあります。
対応するとしても相当のストレスを伴うはずです。
厳しい環境に変わっても順応できると思っても
実際には難しいという場合があります。
人間一旦自己規範を甘くするとそれを厳しくするのは簡単ではありません。
今、若くて厳しい環境下で仕事をされている場合、
苦しくて一刻も早く逃げ出したいと思われるかもしれませんが
この時期を耐えることが出来たら、それは後年必ず生きてきます。
何が良くて何がよくないかは、時間が経過しないとわからないことは多くあります。
今、厳しい状況下で仕事をすることが絶対的に不幸であるとは限りません。
むしろ自分の能力を高めている場合もあります。
安直に逃げたりせず、自分なりに克服する経験を積めば必ず自分の人間力を強くするでしょう。