人生の岐路はどこにあったのか
知り合いというほどの間柄ではなくて
同じ会社に在籍したときも特に親しくしたわけでもない
共通の話題といえば、共に猛烈な阪神ファンということだけだったかつての同僚が
今は上場企業の代表となり
私は破綻寸前のベンチャーで今また転職という事態に瀕しています。
彼我の差を見るとき、この差はどこから生まれたのか
正直、地位も経済的富裕も手に入れた彼が妬ましく
この差は「運」の善し悪しに過ぎないとうそぶいていた私ですが
最近彼の手による文章を読む機会があって
一読した印象は
悔しいのですが「運」の差だけではないなと実感しました。
その差は文章に反映された私の及ばない領域のインテリジェンスでした。
彼は如才なく処世が巧みなだけの人間なのではない。
知性に裏付けられた実力と
コミュニケーション能力の持ち主だったのだと。
いい年をして浅ましく「成功本」なんかを読む私と違い、
彼の本棚にこの手の本はないでしょう。
訳知り顔でものを言う私ですが、大事なことはまだわかっていないのかもしれません。