安倍首相に見る統率力の欠如
色々言われてますが
上に立つ者は「下からなめられてはいけない」ということに尽きるのではないでしょうか?
私は統率力のない経営者を何人も見てきました。
だいたいこういう人はいわゆる「いい人」で、
そもそも人の上に立つのはふさわしくない人が多いようです。
そして最大の問題は本人がそれを自覚していないことです。
人を率いる力がないくせに自己評価は高いのでなぜか人の上に立ちたがります。
人事の不全でこういう人をトップに置く組織は、
統制がとれない状態になってレイムダックに陥ります。
私は統率力のない人には共通する特徴(傾向)があるように思います。
私が考える特徴は次の2点です。
1.自分の言葉を持たない。
自分の経験によって発せられる自分の肉声を持っていません。
いい人なので教えられたこと、他人が書いた原稿は素直に読みます。
しかしどんなにいい内容でも
所詮自分の言葉ではないので説得力がありません。
2.実行力に乏しい。
こういう人は人に「やれ。」あるいは「してください。」と指示するばかりでで、
自分で率先して動き、結果を見せて、「こうやるんだ。」と示すことが出来ません。
上位だから指示だけすればいいと考えているようです。
何でもかんでも自分でやるのは、それこそリーダーではありませんが、
ときには実力を示すため自分でやってみせることも大事です。
結果を出せばその能力を疑う者はいなくなるからです。
要は結果で「言っていることの正しさを示せ」ということです。
よく「どうしたら統率力を身につけられるのか」といった議論がありますが
私は「統率力」は生来のもので、学んであるいは教えられて身につくものとは考えていません。
人を引っ張る力のある人間は、教えられなくても人心を束ね、
潜在的な意欲に火をつけて
一体化した動きを作ることが出来るものだと思います。
実行力がなく、実績に基づいた自分の言葉を持たない人は、
やはり人の上に立つべきではありません。
統率力の有無に疑問の声が出た時点で、その人物はその地位に関し不適格だと思います。
統率力は学習で身につくものではないので
時間をかけても無駄、組織運営のためにも早々にその地位を降りるべきでしょう。