理路整然と曲がる。
私は株式の投資歴が20年くらいあります。
ネットバブルのときなどトレーダー専業になろうかと思うくらい儲けたこともありますが
通算では大きく損をしています。
多分マンション1軒分くらいは吹き飛ばしています。
投資方法はそれなりに研究しました。
自宅には株式投資の本が腐るほどあふれ、自分なりの投資手法も確立しています。
私の手法は新規公開株を中心に、需給関係がタイトなときを狙って短期勝負をかけるものですが、
結果は芳しくありません。
過去の損失は、株式投資で挽回と考えていましたが、
年齢的に敗北を認めなければいけない潮時かとも考えています。
株式投資をふり返って、私の行動類型は自分の転職と相似することに気がつきました。
私は数度の転職をしていますが、これは想定していたことではありません。
変わる都度、ここが最後と思い定めています。
しかしなぜか入社後、粉飾決算の債務超過会社であることが判明したり
始末に終えないくらい私的利益のみを追う同族経営だったりと
とても長くは勤められない事実が明らかになります。
事前によく調べなかったのか?
いいえ、株式投資と一緒で実に丹念に調べ合理的に判断しています。
おそらく第三者がその説明を聞けば納得するでしょう。
しかし結果は裏目に出る。
なぜなのか?
どうも転職における私の会社判断は
株式投資で言うところの「理路整然と曲がる」状態になっている気がします。
定性的情報を重視するあまり、直観を軽視している。
そんな気がします。
決断を理論武装したい私は客観的事実だけを持って判断しようとしますが
ことはそれだけでは成らない。
もう少し「直観」といった非論理的情報を重視することが必要なのかもしれません。
また一発勝負に重きを置く姿勢にも問題があるようです。
人生やはり一発逆転HRを狙うより、
単打を重ねて地味に得点、終わってみたら僅少差で勝っている戦法が正解のようです。