被雇用能力とは何か
今朝、私は会社の朝礼で「被雇用能力」 について話をしました。
「被雇用能力」とは読んで字の如く、雇用される能力のことです。
雇用される能力がなければ転職をしたくても、どこにも採用されないし
仮に採用されたとしても低い条件での採用になるでしょう。
将来的に転職を促すような話で、
朝礼の話題として適当だったかということはありますが
私はその会社でしか生存できない人ばかりの会社は弱いと考えています。
どこでも通用する人間が多い会社の方が強いと考えているので
けして経営上マイナスになる話とは思いません。
仮に朝礼の話が契機となって
後年、「被雇用能力」を高めた社員が、会社にとどまらないのであれば
それはひきとめるだけの魅力がない会社に問題があるのです。
被雇用能力とは言ってみれば
自分が転職市場において市場価値があるかどうかということです。
市場価値があれば
勤める会社に全人生を委ねるような生き方をせずに済みます。
たまたま入った会社が、一生勤め上げたいという「いい会社」であれば問題ないでしょう。
しかしどんな会社であれ経営が行き詰らないとは限りません。
また経営上の不安がなくても、不当な理由で冷遇されることもあります。
会社員にとって辞めたいときに辞めることが出来ないことほど惨めなことはないと思います。
日本ではまだ転職すると
退職金等で金銭面で不利なことが多いので
安易な転職はけして勧めませんが
どうにもならない状況に追い込まれたときに備えて
少なくとも一定の「被雇用能力」を身につけておくことは
職業人生のリスク管理において重要であると考えます。