皆さんこんばんは好

今、明日のあさイチ福島キャラバンの為に
新幹線で福島に向かっています

金曜日の、ダウンタウンなう

沢山の方にご覧頂き、
こちらへコメントも頂戴し、
本当にありがとうございます投げKISS


あっという間のほぼ生放送でしたが、
改めて、がんという病気について
考えさせられる1時間でした。

罹患した人も、これからが気になる方も・・・
がんについて気になるのが

・何故がんになったのか?どんな予兆があったのか?

・治療はどんなものなのか?

・お金はどのくらいかかるのか?

・万が一がんになった後、再発転移を防ぐにはどうしたらいいのか?

おおまかにこの4つなのかな?と感じました。


誰だってがんになんてなりたくない。
でも、どうしたってなる人はなってしまう。

何故がんになってしまうのか?
私も、なってしまった時、何でなんだろう?と
頭を悩ませました。
でも、結局「これだ!」という答えは出ませんでした。

それまではがんに対して、ネガティブなイメージしかなく、
いざ30歳で子宮頸がんを経験しても、治療が軽かったのもあり
向き合うという事をしませんでした。
そもそもの間違いがこの意識の低さです。
一度患ったということは、再発や転移のリスクは
高いわけです。
でも、何か面倒くさくて、怖くて逃げてましたううっ...

そして35歳の子宮体がん。
ここでかなりシビアな治療を経験したことにより、
目が覚めました。

逃げても逃げ切れる物ではないのだと
痛感しました。

何とか復帰して、今では各地を講演会などで回らせて
頂く事になり、沢山のお医者さんの話を聞く機会も
増えました。

講演会デビューして間もない頃、
東大病院の中川恵一先生とご一緒する機会があり、
先生が出版された著書「がんの教科書」なども
拝読し、

ようやく、がんという病気のメカニズムを知る事になります。

簡単に言うと、
人間は常に何兆個もの細胞が、分裂を繰り返し
この身体を保っています。

その分裂の際に、何かの拍子(原因)で
細胞(自分のDNA)に傷がついてしまい、
コピーミスを起こしてしまう。

このコピーミスは、誰もが日々、経験しているもので
ごく自然のことなのだけど、
時にそのミスしてしまった細胞がどんどん大きくなって
しまうことがある。
(本来は、ミスった細胞を免疫がやっつけてくれる)

本当なら細胞は、分裂の際に不必要なものは
死んで行くのだけど、がん細胞だけは放っておくと
死なないまま、倍々と増えて行く。

その死なないコピーミス細胞が何年もの時間をかけて
5mmとか1cmの大きさになり
初めて、画像などで確認出来るようになるというもの。

こんな説明で合ってるか不安なのですが・・・
私の記憶の中ではこんな感じ。

で、この事実を知った時、私はすっごく腑に落ちたんです。
「なんだ!そういうことだったのか!だったら
誰でもなりうる物じゃないか。がんという病気は
決して特別なものではないかもしれない」と。

ちょっとだけ安心した瞬間でした。

がんになると、
何でしょうね?あの後ろめたい感じ。
周りからも、腫れ物にさわるような対応をされることもあり。

でも、全然特別じゃない!
誰にでも起こりうること。
生きている限り、誰にだって可能性はあるんだ。

だからこそ、日本人の2人に1人ががんになるという
現実があるんだと。

どんなに生活習慣を整えても、
色んな健康食品を飲んでいても

なる時にはなってしまう。

そして、厄介なのは
かなり進行しない限り症状が出てこないというもの。

ちょっとでも小さながんが出来たという事で
どこかが痛かったり辛かったりしたら
気になって病院に行くのだけど

通常は、進行して初めて何かしらの気になる症状が
表れるのです。

ただ、私が罹患した子宮のがんは
比較的症状は表れやすいかもしれません。
出血だったり、腹痛だったり、生理不順だったり。

でも!

そんな時でも女性は毎月の生理があることで
安心して、ま、いっかと見逃しがちなのかもしれません。

その毎月のものが何かしらのサインを
送っているかもしれないのに。


私も身体を放っておいたことで
進行がんになっていましたから。。。
後悔してもしきれない思いが今でもあります。

私のようにならない為には・・・
イチにもニにも検診

初期で、進行がんになる前に見つける事が出来れば
今の医療なら、ほぼ、治してしまう事が出来るでしょう


自分は絶対大丈夫という
過信、高の括りをやめて

何でがんになるの?
なる前にどんな症状あったの?

そんな風に気になるのなら
是非、検診に足を運んで下さい


皆さんの周りのがん経験者に聞いてみたらきっと
皆一様に、
検診大事だよ~って言ってくれると思います。

だって、よつばの会の中でも
(よつばの会に参加する女性は、やはり進行がんだった
ケースが多いです)

大体の女性が口にします。

「もっと早く病院に行っておけば良かった」

自分の身体は自分にしか守れません。


最後に・・・
経験者から


私のケースですが、がんが分かる前に気になってた
症状などを


・生理痛が酷くなる
・おりものの状態が変わる(血液が混じる、無色透明のさらさらしたもの)
・不正出血がある(生理以外の時の出血)
・腰や下腹部が重く、痛い(生理以外の時も)
・生理がダラダラと続く(私ではありませんが、経験者に聞くと
この状況が結構ありました)
・首、くるぶし、手首などが冷えて固く、痛い


そして、これ止めときゃよかったな~と後悔している
生活習慣


・喫煙(私も20代は結構吸ってました)
・過度な飲酒(とはいえ、今でも結構飲んでます・・・汗)
・身体の冷え(平熱36度以上は保つべし)
・過度なストレス(イライラというよりは、ど~んと
思い悩んで溜め込んでしまうようなイメージ)


こんな感じです

長くなってしまったので、明日以降に残りの3項目について
更新していきますね
せっかくなのでね、ちょっとでも参考になって
頂けたら幸いです

逆に、皆様からご意見、ご質問などあれば
どしどしコメント下さい

適宜、返せるコメントにはお返事しますね。


先日コメント下さった
かーこさん

不安なお気持ち、わかります。
私も同じでした。闘病中は元気に振る舞えって方が
難しいです。
悩んだり、苛ついたり、落ち込んだり
自分の気持ちに正直でいいと思います。
周りに気を遣う事なんてないです。
気持ちの持って行き方ですが、
私は体調のいい時にまとめて色々趣味に没頭したり
友達と合ってリフレッシュしたりしていました。
どうしたって抗がん剤などの治療中は気分の浮き沈みあります。
それでいいんだって自分を認めてあげると
少し楽になると思いますよ
大丈夫!必ず元気になりますから。
笑える日が必ずきますから。
それまでは、ちょっと期間限定、わがままし放題の
かーこさんでいいと思います



プライス♪さんも、
再発を見事乗り越えていらっしゃる!素晴らしい
もっともっと元気になって下さいね


さえさんも
卵巣がんから2年も経過しています。
スゴいです
このまま5年目まで突っ走りましょう



まあ♪さん

卵巣がんからの肺転移という厳しい状況
本当にお辛いと思います。
20代で・・・若すぎます。

ただ、大変申し訳ありませんが
治療法などのアドバイスは出来ません。
経験した事はお話できますが、無責任に治療法を
皆さんにお話することは
誰しもできないと思います。

冷たいかもしれませんが、
ご理解下さい。
病院選び、治療法の選択、どうか全てうまくいくことを
お祈り申し上げます。
またいつでもコメント下さい。
私に答えられる事は答えます